こんにちは。ネットショップコンサルタント「たぶ」(@yusuke_tanaka34)です。
今日は『初めての米国株投資におすすめの証券会社2選』をご紹介していこうと思います!
今回の記事は、
- 初めて米国株投資を始める方
- どの証券会社にしようか迷っている方
- 投資で失敗したくない方
におすすめです!
分かります。株式投資をしたことがないと、どの証券会社を使えばいいか分からないですよね。
僕も株式投資を始める際、どの証券会社がいいか分からず、ネットで調べて証券口座を開設しました。
しかし、株式投資を始めて3年経ち、現在は最初とは違う証券会社を利用しています。
購入できる株の種類や利用できるサービスの充実度などから、現在利用している証券会社の方が使い勝手がいいと思ったためです。
そこで、今回は僕が利用している証券会社をご紹介したいと思います!
この記事に書いてある『初めての米国株投資におすすめの証券会社2選』を読めば、これから米国株投資を始めたいと考えている方にぴったりの証券会社が見つかります!
結論から言いますと、証券会社は目的に合わせて利用するのがおすすめです。
目的 | 証券会社 |
---|---|
投資信託・つみたてNISA | 楽天証券 |
米国ETFの定期買付 | SBI証券 |
まずは「楽天証券」でつみたてNISAや投資信託を利用し、余裕があれば「SBI証券」で米国ETFや米国個別株の定期買付を行うのがベストです!
それでは、実際に『初めての米国株投資におすすめの証券会社2選』を詳しくご紹介していきたいと思います。
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米国株投資に必要な証券会社とは
と思った時、最初にすることは「証券会社への口座の開設」です。
「証券会社」とは、株式や国債・社債などの債券を売ったり買ったりできる場所のこと。
銀行のように1人1人が専用の口座を作り、そこに入れたお金を使って、株や債券を売買します。
株や債券を買ったら、証券口座の残高が減り、株や債券をゲットできます。
逆に、株や債券を売ったら、証券口座の残高は増え、株や債券は他の人のものになります。
株や債券を売ったり買ったりして、その差額でお金を増やそうという方法が「投資」ですね。
証券口座を開設する方法はけっこう簡単です。
- 証券口座開設の申し込み
- 本人確認書類の提出
- 銀行口座などの登録
- 証券口座開設完了
という感じで、銀行の口座を作るのと同じように作ることができます。
最近、口座開設数が大幅に伸びている「オンライン証券会社」は、ネット上で手続きができるので、より簡単になってきています。
証券会社には、
- 店舗型証券会社
- オンライン証券会社(ネット証券)
の2種類があります。
それでは、「店舗型証券会社」と「オンライン証券会社」の特徴を見ていきたいと思います。
店舗型証券会社
「店舗型証券会社」では、
- 野村證券
- 大和証券
- SMBC日興証券
- みずほ証券
- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
などが有名です。歴史のある証券会社が多いのが特徴です。
街を歩いていると、大きめの駅にはだいたい店舗があると思います。
実際にお店に足を運んで、担当者と話をしながら購入する銘柄を決めていきます。
現在は、電話やネットでも株や債券を購入できる証券会社もあります。
「店舗型証券会社」のメリットは、
- 担当者からおすすめの銘柄を聞ける
- 自分1人で決めなくていい(安心感)
- 新規公開株(IPO)の当選確率が高い
などがあります。
「新規公開株(IPO)」とは、これから上場する会社の株を買うことをいいます。
「新規公開株(IPO)」は人気があるため、抽選で購入できるかどうかが決まります。
逆に「店舗型証券会社」のデメリットは、
- ある程度まとまったお金が必要
- 手数料が高い
- 担当者の当たり外れがある
などがあります。
担当者がついてくれるので安心感がありますが、手数料が高いのでせっかく得た利益が手数料で大きく減ってしまうのが特徴です。
株式投資の利益率は一般的に年に数%なので、「店舗型証券会社」の手数料はけっこう割高です。
また、担当者によっては銘柄の良さよりも手数料の高さを優先させる人もいるため、注意が必要です。
オンライン証券会社
「オンライン証券会社」には、
- 楽天証券
- SBI証券
- マネックス証券
- 松井証券
などがあります。最近伸びている会社が多いですね。
「店舗型証券会社」のように店舗はなく、すべてオンライン上で手続き・売買を行います。
担当者がつくことはなく、自分でデータやチャートを見ながら銘柄を分析し、購入します。
なにか困った時は、メールや電話でのサポートもしてくれるので、今まで不満に思ったことはありません。
「オンライン証券会社」は、
- 少額から投資を始められる
- 手数料が安い
- リアルタイムで株や債券の売買ができる
などがメリットです。
逆に、
- 手続き・売買を自分で行わなければいけない
- 相談する相手がいない
- 新規公開株(IPO)の当選確率が低い
などが「オンライン証券会社」のデメリットです。
ただ、銘柄選定に関する情報はネット上にたくさんあるので、自分で調べる能力さえあれば、担当者がいなくても大丈夫です。
また、各会社の財務状況やチャートを見て、銘柄の選定をするのが「株式投資の魅力」と言っても過言ではないため、少しづつ勉強しながら投資を進めていくのがおすすめです。
以上が、「米国株投資に必要な証券会社」についてです。
初めての米国株投資で証券会社を選ぶポイント
次に「初めての米国株投資で証券会社を選ぶポイント」をご紹介していきたいと思います。
米国株投資で証券会社を選ぶポイントは、
- 米国株を取り扱っているかどうか
- 手数料の安さ
- 取り扱い銘柄
- 機能や操作性
の4つが挙げられます。
それでは、各ポイントについて解説していきたいと思います。
米国株を取り扱っているかどうか
米国株投資を始めるなら、一番重要なのが「米国株を取り扱っているかどうか」。
米国株を取り扱っていなければ、米国株投資を始められませんからね。(笑)
だいたいの証券会社で米国株を購入することができますが、店頭でしか買えなかったり、購入方法が限定的だったりと、使い勝手がよくありません。
米国株を購入できるオンライン証券会社だと、
の3社が有名ですね。
僕も「楽天証券」と「SBI証券」の2つの証券会社を使っています。
手数料の安さ
次に「手数料の安さ」が挙げられます。
例えば、店舗型証券会社の「野村證券」だと、米国株の取引を行なった場合、
売買金額 | 手数料率(税込) |
---|---|
71,000円以下 | 11.00% |
71,000円〜75万円 | 7,810円 |
75万円〜500万円 | 1.0450% |
500万円〜1,000万円 | 0.8250% + 11,000円 |
1,000万円〜5,000万円 | 0.6160% + 31,900円 |
5,000万円〜1億円 | 0.4180% + 130,900円 |
1億円〜 | 0.1980% + 350,900円 |
引用:店舗の手数料|野村證券
となかなかの金額になります。
オンラインで注文を行なっても、;p>
売買金額 | 手数料率(税込) |
---|---|
~20万円 | 2,389円 |
~30万円 | 3,142円 |
~40万円 | 4,274円 |
~50万円 | 5,405円 |
~75万円 | 5,866円 |
~100万円 | 6,160円 |
と、こちらもなかなかの手数料がかかってしまいます。
「店舗型証券会社」しかなかった時代は、株式投資は一般の人にはなかなかハードルが高かったんですね。
それに対し、オンライン証券会社の手数料は、
楽天証券 | SBI証券 | マネックス証券 | |
---|---|---|---|
手数料率(税込) | 約定代金の0.495% | 約定代金の0.495% | 約定代金の0.495% |
最低取引手数料 | 0ドル | 0ドル | 0ドル |
上限取引手数料 | 22ドル | 22ドル | 22ドル |
と3社とも横一線です。
例えば、100万円分の米国株をオンラインで購入した場合、
野村証券 | 楽天証券 | |
---|---|---|
売買代金 | 100万円 | 100万円 |
手数料 | 6,160円 | 約2,200円 |
となり、4,000円近く手数料の差が出てしまうわけです。
1回の取引であれば、気にならないかもしれませんが、年に何度も取引を行うことを考えると、バカにならない手数料の差になります。
取り扱い銘柄
次に、大切なポイントが「取り扱い銘柄の数や種類」です。
テレビやネットなどで気になった企業があった時、「証券会社に問合せてみたら、取り扱っていなかった…」となったら、せっかくのチャンスがもったいないですよね。
そこで、証券会社を選ぶ前に「取り扱い銘柄数」を調べておく必要があります。
すでに買いたい企業が決まっている場合、その銘柄があるかどうか調べてから、証券会社を選んでもいいかもしれません。
主要な4社の「取り扱い銘柄数」は、
証券会社 | 取扱銘柄数 |
---|---|
野村証券 | 約600銘柄 |
楽天証券 | 約2,950銘柄 |
SBI証券 | 3,040銘柄 |
マネックス証券 | 3,500銘柄超 |
といった感じ。
「オンライン証券会社」のほうが取り扱い銘柄数が多いんですね。
機能や操作性
最後に注目したいのが、「機能や操作性」です。
これは実際に証券会社に口座を開設して、触ってみなければ分からないのですが、長く取引を行なっていく上で「機能や操作性」は重要です。
よく聞くのが「SBI証券の管理画面は使いにくい。」という話ですが、僕はまったく使いづらさを感じません。
「SBI証券」はツールが豊富なので、けっこう重宝しています。
僕は現在「SBI証券」をメインで、「楽天証券」をサブで使っているのですが、「SBI証券」の管理画面は簡素な感じで使いやすいですね。
「機能や操作性」は好みもありますので、実際にいくつかの証券会社に口座を開設して、触って使いやすい会社を使うのがいいと思います。
オンライン証券会社の口座は無料で作れるので、最初に各社の証券口座を作ってみてもいいと思います。
以上の4つが「初めての米国株投資で証券会社を選ぶポイント」でした。
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初めての米国株投資におすすめの証券会社
最後に、僕がおすすめする証券会社2社をご紹介したいと思います。
おすすめの証券会社は、
の2社。
僕は最初に「SBI証券」で証券口座を作っていて、最近「楽天証券」の口座を開設したのですが、
と少し後悔しています。
その理由は、「楽天証券はクレジットカードで投資信託を購入すれば、1%分ポイントが戻ってくるから」。
そのため、つみたてNISAや投資信託を購入するなら「楽天証券」、米国株の定期積立を行うなら「SBI証券」がおすすめです。
それでは、おすすめの2つの証券会社を詳しく見ていきましょう。
楽天証券
米国株の取り扱い | ◯ |
---|---|
取扱銘柄数 | 約2,950銘柄 |
売買手数料(税込) | 約定代金の0.495% | 最低取引手数料 | 0ドル |
上限取引手数料 | 22ドル |
為替手数料 | 片道25銭 |
つみたてNISA | ◯ |
投資信託 | 2,642本 |
「楽天証券」は「楽天市場」で有名な「楽天株式会社」のグループ会社。
もともとは「DLJディレクトSFG証券」という、あんまり聞いたことのない証券会社だったのですが、2003年に楽天が株式を取得し、楽天の子会社になります。
先ほどご説明したポイント還元の効果もあってか、最近口座開設数が大幅に伸びており、「オンライン証券会社」でずっと1位だった「SBI証券」を抜きそうな勢いです。
楽天証券をおすすめするポイントは、やはり「楽天スーパーポイントの還元」。
月に50,000円までという上限があるものの、日本株や投資信託を楽天カードで購入することができます。
楽天カードで購入すると、1%分の楽天スーパーポイントがつくので、月に500円が戻ってくる計算になります。
1ヶ月分だと微々たる差ですが、毎月積み立てて10年、20年と経つと、すごく大きな差になっています。
なので、まずは米国株に投資できる投資信託を「つみたてNISA」を使って、楽天カードで購入するのがベストです!
SBI証券
米国株の取り扱い | ◯ |
---|---|
取扱銘柄数 | 3,040銘柄 |
売買手数料(税込) | 約定代金の0.495% | 最低取引手数料 | 0ドル |
上限取引手数料 | 22ドル |
為替手数料 | 片道25銭 |
つみたてNISA | ◯ |
投資信託 | 2,651本 |
「SBI証券」は「SBIホールディングス株式会社」のグループ会社です。
もともとは1944年にできた「大沢証券株式会社」という会社から始まっています。(以外に歴史のある会社なんですね。)
1999年に「イー・トレード証券株式会社」に商号変更し、2008年に現在の「SBI証券」になりました。
「SBI証券」はオンライン証券会社の中で歴史が長く、ずっと口座開設数1位を維持してきています。
SBI証券をおすすめするポイントは、「海外株式の自動定期買付ができること」。
投資信託の定期買付ができるんだから、米国株の定期買付もできそうな気がしますが、他の会社ではこの「海外株式の自動定期買付」ができません。
そのため、「ドルコスト平均法」で毎月同じ金額を積み立てていきたい場合、毎月注文を入れないといけないのです。
これがけっこう面倒くさいんですよね。
と思うのが人情というもの。
しかも、「投資していることを忘れていた人が一番投資成績が良かった」というデータも出ています。
そんな時に便利なのが、SBI証券の「米国株式・ETF定期買付サービス」。
これならば、最初に設定してしまえば、毎月自動で米国株を積み立てていってくれます。
僕も毎月積み立てています。
なので、「楽天証券」でつみたてNISAをやり、余裕ができたら「SBI証券」で米国株を定期積み立てするという流れが、僕のおすすめです!
以上が、「米国株投資におすすめの証券会社2選」でした。
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【まとめ】初めての米国株投資におすすめの証券会社2選
今回は『初めての米国株投資におすすめの証券会社2選』というテーマでお送りしてきました。
米国株投資を始めるには、まず証券会社に口座開設をする必要があります。
証券会社には、
- 店舗型証券会社
- オンライン証券会社
の2種類があり、
- 証券口座開設の申し込み
- 本人確認書類の提出
- 銀行口座などの登録
- 証券口座開設完了
という流れで、証券口座を開設することができました。
証券会社を選ぶ際のポイントは、
- 米国株を取り扱っているかどうか
- 手数料の安さ
- 取り扱い銘柄
- 機能や操作性
の4つ。
これから米国株投資を始める人は、目的に合わせて証券口座を開設するのがおすすめです。
おすすめの証券会社は、
目的 | 証券会社 |
---|---|
投資信託・つみたてNISA | 楽天証券 |
米国ETFの定期買付 | SBI証券 |
の2つでした。
そして僕のおすすめの米国株の買い方は、
証券会社 | 積立金額 | 積立銘柄 | 積立方法 | |
---|---|---|---|---|
つみたてNISA | 楽天証券 | 33,333円/月 |
| 楽天カード |
投資信託 | 楽天証券 | 16,667円/月 |
| 楽天カード |
米国ETF | SBI証券 | 余裕がある分 |
| 定期買付サービス |
です。
買付銘柄は、僕のおすすめを掲載しましたが、ご自身のお好きな銘柄にしてください。
つみたてNISAと投資信託を「楽天証券」で楽天カードを使って購入し、余裕があれば「SBI証券」で米国ETFを定期買付する流れがベストだと思います。
米国株投資や証券会社について、他にも気になることがありましたら、お問い合わせまでご連絡ください。
以上、ネットショップコンサルタントの「たぶ」でした。
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