こんにちは。ネットショップコンサルタント「たぶ」(@yusuke_tanaka34)です。
今日は『ネットショップで販売する商品を仕入れる方法6選』をご紹介していこうと思います!
今回の記事は、
- これからネットショップを始める方
- ネットショップで販売する商品の仕入れ方法が分からない方
- ネットショップで販売する商品を増やしたい方
におすすめです!
そうですよね。ネットショップを始めようと思ったら、まずは販売する商品が必要ですよね。
現在、実店舗で商品を販売していたり、メーカーさんだったりすると、販売する商品が決まっていると思います。
でも、今まで商品を販売したことがないと、ネットショップで販売する商品もお持ちではないですよね。
僕はアパレル商品を取り扱ったネットショップを運営しているのですが、最初は商品を持っていなかったので、1から商品の仕入れを行いました。
現在はいくつもの仕入先から商品を仕入れ、ネットショップで販売を行なっています。
この記事に書いてある『ネットショップで販売する商品を仕入れる方法6選』を読めば、ネットショップで販売する商品の仕入れ方法が分かります!
結論から先に言ってしまうと、ネットショップで販売する商品を仕入れる方法は、
- 展示会に参加する
- 実店舗やネットで探す
- 商品仕入れサイトを利用する
- 海外に商品を買い付けに行く
- ドロップシッピング
- せどり
の6つ。
僕は「ドロップシッピング」や「せどり」は行わず、まだ海外に仕入れに行ったことがないため、上から3つの方法で商品を仕入れています。
それでは、実際に『ネットショップで販売する商品を仕入れる方法6選』を詳しくご紹介していきたいと思います。
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ネットショップで販売する商品を仕入れる方法
ネットショップを始めるには、ネットショップで販売する商品が必要です。
メーカーさんや小売店さんではない場合、現在ネットショップで販売する商品をお持ちではないと思います。
そうすると、ネットショップで販売する商品は、どこかから仕入れてこなければいけません。
また、小売店さんの場合も、ネットショップで販売する場合は「商品数が多いこと」が1つの強みになります。
商品数が多いことで、検索に強くなったり、まとめ買いを促進できたりと、ネットショップならではの効果があるためです。
上記でもご紹介しましたが、ネットショップで販売する商品を仕入れる方法は、
- 展示会に参加する
- 実店舗やネットで探す
- 商品仕入れサイトを利用する
- 海外に商品を買い付けに行く
- ドロップシッピング
- せどり
の6つがあります。
「ドロップシッピング」と「せどり」は、上の4つに含まれる部分もありますが、商品を仕入れる1つの方法として、今回はご紹介していこうと思います。
それでは、各仕入れ方法について、僕が仕入れているアパレル商品を例に、詳しくご紹介していきますね!
ネットショップで販売する商品の仕入れに関するお金の話
ネットショップで販売する商品は「定価」や「販売価格」、「上代」という金額で販売を行います。
それに対し、ネットショップを含めた「小売店」は、「卸値」や「下代」と呼ばれる金額で商品をメーカーから仕入れます。
そうやって、「定価」から「卸値」を引いた金額が、ネットショップの「利益」となるのです。
定価 – 卸値 = 利益(粗利)
実際は「利益(粗利)」から人件費や広告費なども引かれるため、純粋な利益はもっと少なくなります。
そのため、「利益(粗利)」から各種経費を差し引いても、純粋な利益がちゃんと残るように計算して、ネットショップを運営していく必要があります。
「利益(粗利)」は各業界によって異なりますが、ネットショップであれば、
40%〜50%程度
だと思っていて問題ないかと思います。
ただし、これは日本のメーカーさんや卸問屋さんから仕入れる場合なので、海外などから仕入れる場合は、もっと高い利益率にすることができます。
商品の定価にもよりますが、「利益(粗利)」が「40%以下」だと、なかなか純粋な利益を残すのは難しいと思います。
ちなみに、仕入れの際によく出てくる「5掛け」や「6掛け」という言葉は、卸値の「掛け率」を表します。
「5掛け」とは、卸値が定価の「50%」。「6掛け」は卸値が定価の「60%」ということです。
10,000円の商品だった場合、「5掛け」だと卸値が「5,000円」、「6掛け」だと卸値が「6,000円」という計算になります。
馴染みがないと、ややこしいですよね…
商品を仕入れる際は、この利益率を考えながら、ネットショップで販売する商品を考えていきましょう。
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ネットショップで販売する商品を仕入れる前の準備
次に、実際にネットショップで販売する商品を仕入れる前に、準備しておいたほうがいいことをご紹介したいと思います。
仕入れを行う前に準備しておいた方がいいことは、
- 名刺の作成
です。
ほとんどの展示会では、入場時に名刺が必要です。
受付で名刺を渡し、名刺が入ったケースを首から下げて回ります。
また、展示会に参加したり、実店舗で商品を探す際に、自分の身元や運営しているネットショップをメーカーさんに紹介する必要が出てきます。
スマホの画面を見ながら、詳しく説明することもできますが、名刺があると詳しく説明する手間が省けるので、とても便利です。
メーカーさんもだいたい名刺を持っているので、こちらから名刺を出せば、メーカーさん側からも名刺をもらうことができます。
展示会では一度に多くのメーカーさんとお話をするので、家や会社に戻ってからだとしっかりと思い出すのは難しいことがあります。
しかし、名刺があれば、もらった時に名刺の裏にメモなどを残したり、書いてあるアドレスでホームページを見たりして、思い出すことが可能です。
僕は常に名刺を持ち歩いて、いつでもネットショップの紹介や商品の仕入れができるようにしています。
名刺を作成する時には、
自分でデザインする場合 | ラクスル |
---|---|
簡単におしゃれな名刺を作る場合 | カスタムデザイン名刺【whoo】 |
などのサービスを使って名刺を作っています。
ネットショップで販売する商品を仕入れる前の準備ができたら、実際に商品の仕入れを行なっていきましょう。
ネットショップの商品を仕入れる方法1:展示会に参加する
まず、ネットショップで販売する商品を仕入れる方法の1つとして、「展示会に参加する」という方法があります。
年に2回程度、その業界の展示会が東京や大阪などで行われています。
展示会は色々なところで行われていますが、業界によって開催される時期や場所はバラバラです。
まずは、仕入れたい商品がある場合、
- どんな展示会があるのか
- いつ開催されているのか
- どこで開催されているのか
- チケットや事前申し込みが必要なのか
などを調べる必要があります。
チケットや事前申し込みが必要な展示会も多いので、事前に調べてから足を運びましょう。
事前に申し込むことで、入場料が無料になる展示会もあるので、事前の調査は大事です!
展示会の情報はインターネットで調べることもできますし、その業界に知り合いがいれば、情報を教えてもらうこともできます。
ネットショップを継続的に運営したり、展示会に参加したりしていると、自然と新しい展示会情報が入ってくるので、安心してください。
インターネットだと、
などを見ると、展示会情報をゲットすることができます。
例えば、アパレル業界の展示会だと、
展示会名 | 開催時期 |
---|---|
manicolle tokyo | 2月上旬・9月上旬 |
東京インターナショナル ギフト・ショー | 2月上旬・9月上旬 |
EXTRA PREVIEW | 2月上旬・9月上旬 |
ててて商談会 | 2月上旬・9月上旬 |
大日本市 | 2月中旬・9月上旬 |
rooms | 2月下旬・9月上旬 |
PLUG IN | 3月中旬・10月下旬 |
Projecrt Tokyo | 3月下旬・9月下旬 |
New Jewelry | 4月中旬・9月中旬・11月下旬など |
ファッションワールド東京 | 4月上旬・10月下旬 |
などがあります。
僕は実際に上記の展示会に足を運んで、商品を仕入れています。
展示会場に行ったら、いろいろな出店ブースを見て回り、気に入ったブースがあったら、
と言って、スタッフの方に声をかけると、卸価格表やパンフレットなどをもらえると思います。
まだ仕入れるか分からない状態であれば、名刺だけもらっておいて、家に帰ってからメールで連絡してみてください。
最初に展示会に参加する際は、ネットからの申し込み等が必要ですが、一度足を運ぶと2回目以降は招待状が送られてくるので、楽に参加することができます。
いろいろな展示会に参加して、新しい仕入先をどんどん増やしていきましょう。
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ネットショップの商品を仕入れる方法2:実店舗やネットで探す
次に、ネットショップで販売する商品を仕入れる方法は、「実店舗やネットで探す」方法です。
普通に街を歩いていたり、ネットサーフィンをしている時に、自分が欲しい商品やかわいい・かっこいいと思う商品に出会うことがあると思います。
そんな時は、ネットショップで販売する商品を仕入れるチャンスです!
お店でその商品のパンフレットやカードをもらい、家に帰ってからネットでその商品のメーカーさんを調べます。
そして、「お問い合わせ」から商品を取り扱いたい旨を連絡するという流れです。
ネットで見つけた場合は、直接「お問い合わせ」から連絡します。
「お問い合わせ」から連絡する際、
私、「○○」というアパレルのネットショップを運営しております田中祐輔と申します。
先日、新宿のルミネにある「××」というお店に立ち寄った際に、布とニットとを組み合わせたワンピースを拝見し、とてもかわいいと思いご連絡させて頂きました。
ぜひお取引きをさせて頂きたいと考えております。
もし可能でしたら、お取引条件等お教えいただければと思います。
何卒よろしくお願いいたします。
○○
田中祐輔
〒○○○-○○○○
東京都中央区中央○-○-○-○○○
TEL:03-1111-1111
Mail:info@○○○○.com
URL:https://○○○○.com
といった感じで連絡します。(上記の文面はあくまで例です。)
たまに「ネットショップには卸していません。」などと断られてしまうこともありますが、僕は上記の方法で商品を仕入れたことが何度かあります。
また、東京の日本橋馬喰町にはファッション系の問屋街が、浅草橋から浅草にかけては生活雑貨や調理用品などの問屋街があります。
掘り出し物などを見つけられる可能性もあるので、足を運んでみるといいかもしれません。
ちなみに、知人は馬喰町の問屋街で靴を仕入れていました。
ただ、誰もが知っているような大手の会社だと、取引条件が厳しいところなどもあります。
直接連絡すると取引を行なってくれるところも多いので、気に入った商品があった場合は、ぜひ連絡してみましょう。
ネットショップの商品を仕入れる方法3:商品仕入れサイトを利用する
次にご紹介する仕入れ方法は、「商品仕入れサイトを利用する」という方法です。
インターネットが普及したことにより、ネット上で商品を仕入れることができるサイトがたくさんできました。
ネットショップで商品を買うのと同じような感覚で、商品を仕入れることができます。
代表的な商品の仕入れサイトは、
ジャンル | サイト名 |
---|---|
全ジャンル | 【TopSeller】 |
ファッション・美容・食品・電化製品 | 【NETSEA(ネッシー)】 |
ファッション | 【TOPWHOLE】 |
ファッション・健康・雑貨 | 【orosea(オロシー)】 |
美容・健康・雑貨 | 【卸の達人】 |
ファッション・食品・電化製品 | 【スーパーデリバリー】 |
などがあります。
サイトによって得意なジャンルが違いますので、仕入れたい商品を取り扱っているサイトに登録しましょう。
仕入れサイトを見ることで、商品の相場や価格帯を知ることもできますので、メリットは大きいですね。
仕入れサイトは、ネットから商品を仕入れることができるので、とても便利なサービスです。
ただ、他のネットショップも同じように仕入れを行なっているので、差別化がしづらいというデメリットもあります。
仕入れサイトも活用しつつ、展示会や店舗を回って、他のネットショップでは扱っていない商品を仕入れるという工夫も必要になってきます。
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ネットショップの商品を仕入れる方法4:海外に商品を買い付けに行く
次に、ネットショップで販売する商品を仕入れる方法は、「海外に商品を買い付けに行く」という方法があります。
中国や韓国、東南アジアなど、比較的物価の安い国で商品を仕入れ、日本で販売するという方法です。
ネットショップだけでなく、実店舗でも行われている仕入れ方法ですね。
定期的に韓国や中国に足を運び、スマホケースを仕入れてきてネットショップで販売している知人がいます。
また、海外旅行に行くついでに買ってくる知人もいれば、商品を仕入れるために海外に行くという知人もいます。
方法は様々ですが、日本国内で商品を仕入れるよりも、安く仕入れることができるため、利益率を上げることができます。
僕はまだ海外に商品を買い付けに行ったことはないですが、かなり興味があるので、ゆくゆくは海外に買い付けに行ってみたいと思っています。
ただ、海外に商品を買い付けに行く場合、
- 輸出入を禁止されている商品がある
- 輸出入の手続きが必要
- 関税がかかる場合がある
など、日本で商品を仕入れる時とは勝手が違うので、気をつけなければいけない点がたくさんあります。
そのため、海外に商品を買い付けに行く場合は、よく調べてから商品を輸入するようにしましょう。
商品の輸入に関しては、下記のサイトを参考にしてください。
【輸入手続きに関して | JETRO】
https://www.jetro.go.jp/world/japan/qa/importproduct.html
【関税に関して | 税関】
http://www.customs.go.jp/shiryo/kanzei_shikumi.htm
ネットショップの商品を仕入れる方法5:ドロップシッピング
ここからは、ネットショップで販売する商品を仕入れる方法の中でも、「手法」に着目した方法です。
「ドロップシッピング」とは、「商品を実際に仕入れずに商品を販売し、商品が売れたら、メーカーから直接ユーザーに商品を発送してもらう」という手法です。
「無在庫販売」とも呼ばれています。
商品を実際に仕入れなくてもいいため、
- 在庫リスクがない
- 商品発送の手間が不要
- 商品を仕入れるためのお金がいらない
などのメリットがあります。
商品が売れたら、販売代金から仕入れ代金を差し引いた金額を売上として受け取ることができます。
「ドロップシッピング」ができるサイトは、先ほども出てきましたが、
ジャンル | サイト名 |
---|---|
全ジャンル | 【TopSeller】 |
ファッション・健康・雑貨 | 【orosea(オロシー)】 |
インテリア・家具・雑貨 | 【通販素材.com】 |
というサイトがあります。
どのサイトも無料で登録できるので、実際にサイトを見て、仕入れ商品を探してみてはいかがでしょうか。
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ネットショップの商品を仕入れる方法6:せどり
最後にご紹介する仕入れ方法は、「せどり」です。
一度は耳にしたことがあるかもしれませんが、こちらも商品を仕入れる1つの手法です。
「せどり」とは、もともと「古本屋で中古の本を安く仕入れて、高く売るという手法のこと」を言いました。
現在は、本だけに限らず、家電や洋服、おもちゃやDVDなど、「安く仕入れて、高く売る」という手法全般のことを「せどり」呼んでいます。
「商品を仕入れて販売する」という意味では、通常の販売形態と同じですね。
ただ、その仕入先が「メーカー」か「小売店」かという差があります。
掘り出し物を見つけた場合は利益率が高くなりますが、全体的に見ると利益率の低い販売手法だと言えます。
目利きが必要な仕入れ方法ですね。
商品を仕入れる場所としては、
ジャンル | ショップ |
---|---|
リサイクルショップ | |
オークション | |
フリマアプリ |
などがあります。
そのほかにも、実際に開催されている「フリーマーケット」に参加したり、家電量販店の「タイムセール」などで商品を仕入れてくるという方法もあります。
「せどり」を行う方法は、かなり体系化されてきていて、
などの便利なツールを駆使して、商品の仕入れを行なっていきます。
販売方法の1つとして、「せどり」をやってみるのもいいかもしれません。
ちなみに、中古の商品を取り扱う場合、「古物商許可証」が必要です。
僕も「古物商許可証」を取得しました。(実際の仕事では使っていませんが。笑)
「古物商許可証」は、けっこう簡単に取得することができます。
詳しくは、ネットショップの住所がある地域の警察署の防犯係に問い合わせをしてみてください。
ちなみに、取得するための手数料は、東京であれば「19,000円」です。
【古物商許可申請に関して | 警視庁】
https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/smph/tetsuzuki/kobutsu/tetsuzuki/kyoka.html
もし中古品の販売を行う場合は、「古物商許可証」を取得しておきましょう。
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まとめ
今回は『ネットショップで販売する商品を仕入れる方法6選』というテーマでお送りしてきました。
今回の記事をまとめると、「ネットショップで販売する商品を仕入れる方法」は、
- 展示会に参加する
- 実店舗やネットで探す
- 商品仕入れサイトを利用する
- 海外に商品を買い付けに行く
- ドロップシッピング
- せどり
の6つでした。
また、商品の仕入れを始める前に、
を利用して、名刺を作成しておくと便利です。
いろいろな場所に足を運び、ネットで情報収集をして、お客さんが喜ぶような魅力的な商品を仕入れましょう!
他にも、ネットショップや商品の仕入れについて分からないことがありましたら、お問い合わせまでご連絡ください。
以上、ネットショップコンサルタントの「たぶ」でした。
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