好みの決済方法がないと買わない?ネットショップでおすすめの決済方法6選

好みの決済方法がないと買わない?ネットショップでおすすめの決済方法6選




こんにちは。ネットショップコンサルタントの「たぶ」(@yusuke_tanaka34)です。

今日は『好みの決済方法がないと買わない?ネットショップでおすすめの決済方法6選』をご紹介します!

今回の記事は、

  • これからネットショップを開く方
  • ネットショップの決済方法を選んでいる方
  • ネットショップの決済方法を増やしたい方

におすすめです!

これからネットショップを開く方から、こんな相談をされることがあります。

ネットショップの決済方法を選んでいる人
ネットショップの決済方法って何が必要ですか?必ず入れておいた方がいい、おすすめの決済方法ってあるんでしょうか?

そうですよね。これからネットショップを開く時、どの決済方法が必要か分からないですよね。

決済方法を増やしても、全然使われなかったら、月額料金だけがかってしまいます。

でも、いろいろな決済方法がないと、多くのお客さんに買ってもらうことができません…

僕も最初に始めたネットショップでは、「クレジットカード決済」「コンビニ決済」の2つだけを契約していました。

そこから長い間ネットショップを運営してきて、「後払い決済」「代金引換」などの決済方法も、けっこう利用する人が多いというのが分かってきました。

この記事に書いてある『好みの決済方法がないと買わない?ネットショップでおすすめの決済方法6選』を読めば、ネットショップに必要な決済方法が分かります!

結論から先に言ってしまうと、ネットショップに必要な決済方法は、

  1. クレジットカード決済
  2. コンビニ決済
  3. 銀行振込
  4. 郵便振替
  5. 代金引換
  6. 後払い決済

の6つです。

この6つの決済方法を導入しておけば、ほぼ全てのお客さんのニーズに応えることができます。

それでは、実際に『好みの決済方法がないと買わない?ネットショップでおすすめの決済方法6選』を詳しくご紹介していきたいと思います。




ネットショップに必要な決済方法について

ネットショップに必要な決済方法について

ネットショップを開く時に、決めないといけないことは何でしょうか?

まず、ネットショップを開く時に決めないといけないのが、

  1. ネットショップ運営システム
  2. 決済方法
  3. 配送方法

の3つ。

「ネットショップ運営システム」に関しては、こちらの記事をご覧ください。

ネットショップの9大運営サービスを徹底比較

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「配送方法」に関しては、こちらの記事をご覧ください。

送料は安い方がいい?ネットショップでおすすめの配送方法6選

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2019年8月19日

今回、ご紹介するのは「決済方法」です。

「決済方法」はお金周りのことなので、とても重要です。

お店で商品を購入する時は、だいたい

  • 現金払い
  • クレジットカード決済

のどちらかでお支払いをすると思います。

しかし、ネットショップでは、実際に対面で決済をするわけではなく、パソコンやスマートフォンを介して決済を行います。

そのため、専用の端末や機器などに左右されることなく、多彩な決済方法から選ぶことができます。

たとえば、決済方法の種類としては、

  1. クレジットカード決済
  2. コンビニ決済
  3. 銀行決済
  4. 郵便振替
  5. 代金引換
  6. 後払い決済
  7. キャリア決済
  8. ウォレット決済
  9. 電子マネー決済
  10. プリペイド決済
  11. 口座振替決済
  12. 多通貨決済

などがあります。

これらすべての決済方法をネットショップに導入するのは、現実的ではないですよね。

各決済方法には「月額利用料」「月額最低手数料」などがあるため、その決済方法が1回も使われなかったとしても、お金がかかる場合があります。

そのため、「どれが使われるか分からないから、とりあえず全部の決済方法を入れておこう。」というのは、無駄にお金を使ってしまうことになります。

固定費を抑えるという意味でも「適切な決済方法を導入する」というのは、とても重要です。

それでは、どの決済方法を導入すればいいのでしょうか?

次に「おすすめの決済方法6選」を見ていきたいと思います。




ネットショップでおすすめの決済方法6選

ネットショップでおすすめの決済方法6選

冒頭でもご紹介しましたが、「ネットショップでおすすめの決済方法6選」は、

  1. クレジットカード決済
  2. コンビニ決済
  3. 銀行振込
  4. 郵便振替
  5. 代金引換
  6. 後払い決済

です。

決済方法を選ぶポイント
  • なるべく手数料をかけず、
  • なるべく利用者の多い決済方法で、
  • なるべく多くの決済方法を導入する

ことを考えて決済方法を選ぶと、上記の6つになります。

それでは、各決済方法の手数料を一覧で見てみましょう。

各決済方法の手数料の金額は「GMOイプシロン」さんを例として掲載しています。

【各決済方法の手数料比較表】

決済方法初期費用月額費用決済手数料
クレジットカード決済無料無料
(月額最低手数料有)
3.6%~5.5%
コンビニ決済無料無料130円/回~4%/回
銀行振込無料無料無料~880円/回
郵便振替無料無料無料~880円/回
代金引換無料無料265円/回~1,000円/回
(商品代金により異なる)
後払い決済無料1,000円4.0%

150円/回~180円/回

「銀行振込」は「三菱UFJ銀行」、「郵便振替」は「ゆうちょ銀行」を利用した時の手数料です。

「銀行振込」と「郵便振替」、「代金引換」に関しては、決済代行会社を利用せず、直接金融機関や配送会社と取引を行った場合です。

「銀行振込」は決済代行会社でも申し込むことができますが、直接取引を行えば手数料を抑えることができるので、今回は直接取引をおすすめしています。

数ある決済方法の中で、なぜ上記の6個を選んだのでしょうか?

その根拠を示すために、次は「各決済方法の利用率」を見ていきたいと思います。




ネットショップの各決済方法の利用率

ネットショップの各決済方法の利用率

最初に無視できない重要なデータをご紹介したいと思います。

ネットショップ担当者フォーラム」さんの『「希望する決済方法がない」ECサイトで7割のユーザーは離脱』という記事で、このような記事が出ています。

【ネットショップに希望する決済方法がなかった場合の行動】

行動割合(%)
オンラインショッピングでの購入自体をやめる16.3%
他のサイトで購入する55.4%
希望と異なる決済方法で購入する27.5%
その他8%

出典:「「希望する決済方法がない」ECサイトで7割のユーザーは離脱|ネットショップ担当者フォーラム

なんと「ネットショップで商品を購入する際、使いたい決済方法がなかった場合、71.7%のお客さんがそのネットショップで購入するのをやめる」という驚くべき結果です。

このデータを踏まえ、ネットショップを始めるなら、せっかく決済まで進んでくれたお客さんに途中で離脱してほしくないですよね。

そうすると、多くのお客さんが利用している決済方法を導入することが、お客さんの離脱を防いでくれることにつながります。

それでは、ネットショップの決済方法は、どれがよく使われているのでしょうか?

経済産業省が行った調査のデータから、各決済方法の利用率を見ていきたいと思います。

【ネットショップ決済方法利用率】

決済方法割合(%)
クレジットカード決済66.1%
コンビニ決済30.9%
代金引換26.9%
銀行振込・郵便振替23.7%
ネットバンキング決済12.4%
キャリア決済11.5%
電子マネー決済4.2%
現金書留・為替・小切手1.6%
その他1.0%

出典:「平成30年度 我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備 (電子商取引に関する市場調査) / 経済産業省

とのことです。

圧倒的に「クレジットカード決済」が多いですね。

次いで「コンビニ決済」、「代金引換」、「銀行振込・郵便振替」と続きます。

  • 代金引換
  • 銀行振込
  • 郵便振替

の3つは、導入しただけでは手数料がかからないので、ぜひとも導入したい決済方法です。

上記の手数料が抑えられる3つの決済方法と、月々の手数料はかかりますが、多くの人に利用される

  • クレジットカード決済
  • コンビニ決済

を導入することで、多くのお客さんの要望に応えることができます。

また、僕が今までネットショップを運営してきて、「後払い決済」もかなり利用率が高いです。

店舗によって異なりますが、僕の担当しているネットショップでは、月の決済の「10%~25%」は「後払い決済」が利用されています。

先ほどの「ネットショップ担当者フォーラム」さんの記事でも下の方に書いてありましたが、「後払い・翌月払いを利用するか」という質問で、

【後払い・翌月払い決済の利用意向アンケート】

行動割合(%)
後払い・翌月払い決済を利用すると思う31.2%
どちらとも言えない26.0%
後払い・翌月払い決済を利用しないと思う42.8%

という結果でした。

「31.2%」のお客さんが「後払い・翌月払い決済」を利用するとのことで、これは無視できない数字です。

また、「後払い・翌月払い決済」について知らないという方もいると思うので、「後払い・翌月払い決済」を導入することで、多くのお客さんのニーズに応えることができます。

よって、

  1. クレジットカード決済
  2. コンビニ決済
  3. 銀行振込
  4. 郵便振替
  5. 代金引換
  6. 後払い決済

の6つが僕がおすすめする決済方法です。




まとめ

今回は『好みの決済方法がないと買わない?ネットショップでおすすめの決済方法6選』というテーマでお送りしてきました。

僕がおすすめする決済方法は、

  1. クレジットカード決済
  2. コンビニ決済
  3. 銀行振込
  4. 郵便振替
  5. 代金引換
  6. 後払い決済

の6つでした。

「決済方法」を選ぶ上で、

  1. 利用率の高さ
  2. 手数料の安さ

が重要です。

各決済方法の利用率は、

【ネットショップ決済方法利用率】

決済方法割合(%)
クレジットカード決済66.1%
コンビニ決済30.9%
代金引換26.9%
銀行振込・郵便振替23.7%
ネットバンキング決済12.4%
キャリア決済11.5%
電子マネー決済4.2%
現金書留・為替・小切手1.6%
その他1.0%

でした。

また、各決済方法の手数料は、

決済方法初期費用月額費用決済手数料費用
クレジットカード決済無料無料
(月額最低手数料有)
3.6%~5.5%
コンビニ決済無料無料130円/回~4%/回
銀行振込無料無料無料~880円/回
郵便振替無料無料無料~880円/回
代金引換無料無料265円/回~1,000円/回
(商品代金により異なる)
後払い決済無料1,000円4.0%

150円/回~180円/回

でした。

利用率の高い「クレジットカード決済」「コンビニ決済」

手数料のかからない「代金引換」「銀行振込」「郵便振替」

僕の体感で利用率の多い「後払い決済」を組み合わせることで、多くのお客様に対応できる決済方法になります。

導入する決済方法が決まれば、次は「決済代行会社」を選びましょう!

「決済代行会社」に関しては、以下の記事をどうぞ。

決済手数料を徹底比較!ネットショップでおすすめの決済代行会社3選

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また、どんな決済方法があるか知りたい場合は、こちらの記事をどうぞ。

多すぎる決済方法を一覧で比較!ネットショップに導入できる決済方法12種類

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最適な決済方法を導入して、多くのお客さんに商品を購入してもらいましょう!

ネットショップの運営や決済方法について他にも気になることがありましたら、お問い合わせよりご連絡ください。

以上、ネットショップコンサルタントの「たぶ」でした。

「ネットショップ」に関しては、こちらの記事もおすすめです。

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ABOUTこの記事をかいた人

通称:たぶ
30代中頃、東京都在住。
ネットショップコンサルタント。
EC-CUBE、ASP、ショッピングモールなど各種ネットショップでの売上UPが得意。
アパレル系のネットショップの売上を4倍に増やし、月商900万円、年商1億円を達成。
ネットショップ運営の数なら誰にも負けません。
最近、ポメラニアンが気になる。
炊きたての白米が何もよりも好き。