こんにちは。ネットショップコンサルタントの「たぶ」(@yusuke_tanaka34)です。
今日は『ネットショップの運営におすすめのテキストエディタ4選』をご紹介します!
今回の記事は、
- これからネットショップを始める方
- ネットショップのデザインを変えたい方
- HTMLやCSSを操作したい方
におすすめです!
ネットショップを運営している取引先の担当者さんから、こんな相談をされることがあります。
一言で「テキストエディタ」と言っても、有料のものから無料のものまで、かなり多くのテキストエディタがあるんですよね。
僕もネットショップの運営を始めるまではテキストエディタの存在をまったく知りませんでした。
最初に触ったテキストエディタは、HTMLの入門書に書いてあったおすすめのテキストエディタ。
でも、いろいろなテキストエディタを使っていくうちに、「このテキストエディタは便利!」とか「このテキストエディタは使いづらい…」とかが分かってきました。
この記事に書いてある『ネットショップの運営におすすめのテキストエディタ4選』を読めば、使いやすいテキストエディタが分かっちゃいます!
結論から先に言ってしまうと、おすすめのテキストエディタは、
- CotEditor
- 秀丸エディタ
- TeraPad.
- DreamWeaver
の4つ。
シンプルながら使いやすい高機能なテキストエディタなので、ぜひ一度使ってみてくださいね!
それでは、実際に『ネットショップの運営におすすめのテキストエディタ4選』を詳しくご紹介していきたいと思います。
スポンサーリンク
テキストエディタとは
「テキストエディタ」とは、「パソコンでテキストファイルを作ったり、修正したり、保存したりするためのソフト」です。
「.txt」という拡張子で保存されますね。
「拡張子」とは、「ファイルの種類を区別するために、ファイルの名前の最後につけられる文字のこと」を言います。
テキストエディタはシンプルなソフトなため、テキストファイルの編集以外に、
- 文章を書く
- メモをとる
- プログラムを書く
といった目的で使われることが多いです。
僕もネットショップの運営以外にも、メモを取ったり、文章を考えたりする時によく使っています。
容量の軽いソフトなので、サクサク動いてくれて、使い勝手がいいんですよね。
Windowsには「メモ帳」、Macには「テキストエディット」が最初から入っています。
もちろんメモを取ったり、文章を書いたりするならば、「メモ帳」や「テキストエディット」でも問題ありません。
ただ、「メモ帳」や「テキストエディット」は、文字を打ち込むためだけに作られたソフトなので、HTMLやCSSの編集、プログラミングなどをするには使い勝手があまりよくないんですよね。
また、「BOM」が勝手についてしまったり、文字コードを変更できなかったりするので、せっかくアップロードしたファイルがちゃんと表示されない可能性もあります。
ちなみに「BOM」とは、「Byte Order Mark」の略で、どんな文字の種類(文字コード)で書かれているか、その文字がどんな順番で書かれているかを指定するための記号のこと。
この「BOM」が勝手についてしまうと、書いたHTMLやCSSなどが、うまく表示されないことがあります。
これからご紹介するテキストエディタは、HTMLやCSSの編集、プログラミングなどがしやすいよう、工夫されたテキストエディタなんです。
たとえば、
- プログラム言語の種類による色分け
- 段落の自動改行
- 改行コードの指定
- プログラム言語の入力補助
- サーバーとの直接接続
- 表示を確認しながら入力
- 外部アプリケーションとの連携
など、便利な機能がついています。
また、「.txt」以外にも、
- .html
- .css
- .js
- .php
など、テキストファイル以外のファイルも、作成・修正・保存ができるのも特徴です。
そういった便利な機能が備わっているため、HTMLやCSSの編集、プログラミングなどをする人は、最初から入っている「メモ帳」や「テキストエディット」ではなく、他からインストールしたテキストエディタを使うんですね。
テキストエディタとWordの違い
「使い慣れてるから、Wordじゃダメ?」と思いそうですが、テキストエディタとWordでは、ソフトの目的が違います。
「テキストエディタ」は、だいたいプログラミングで使われています。
Wordは文章を作成するためのソフト。ビジネス文書や論文、レポートなどを作る時にはとても重宝しますよね。
Wordは文書中に画像を挿入したり、見やすいように細かく書式を設定したり、グラフを入れたり、校閲機能までついています。
それに対し、テキストエディタは文字だけを扱うため、画像の挿入や書式の設定、文章の校閲などはできません。
その代わり、ファイルサイズが小さいため、ソフトの起動が早く、動きもサクサクしています。
また、Wordは文章の形式が、
- .docx
- .html
- .txt
などの形式でしか保存することができません。
それに対し、テキストエディタはほとんどすべてのプログラミング言語で保存することが可能です。
Wordは文章を書く用、テキストエディタはプログラミング用だと思っておくといいかもしれません。
それでは、実際におすすめのテキストエディタをご紹介していきますね。
スポンサーリンク
おすすめのテキストエディタ4選
それでは、僕が実際に使っている「テキストエディタ」をご紹介しますね。
僕が実際の業務で使っている「テキストエディタ」は、
- CotEditer
- 秀丸エディタ
- Terapad.
- Dreamweaver
の4つ。
いろいろな「テキストエディタ」を使ってみたのですが、今はこの4つで落ち着いています。
僕がネットショップの運営で使う「テキストエディタ」で重要視している点は4つ。
- 最低限の機能がついている
- 素早く立ち上がる
- ファイルサイズが小さい
- 使いやすい
なので、そこまで高機能なものは使っていません。
ネットショップの運営に使用するならば、そこまで高機能なテキストエディタを使用する必要がないためです。
僕にとっては、高度な機能よりも「使いやすさ」と「サクサク動くかどうか」が重要です。
それでは、各テキストエディタごとに特徴を見ていきますね。
おすすめのテキストエディタ1:CotEditer
僕が一番おすすめしたいテキストエディタは「CotEditor」です。
「CotEditor」はMac用のテキストエディタ。
僕が一番愛用しているテキストエディタです。
「WindowsでもCotEditorがあればいいのに…」とすら思っています。
とにかくシンプルで、軽いのが特徴。アイコンをクリックして3秒くらいで立ち上がります。
【「CotEditor」の編集画面】
日本製というのもあってか、使い方もわかりやすく、メニューも日本語で書かれていて、最低限の機能もしっかりついています。
よくある上や左にいろいろなメニューも表示されておらず、「メモ帳」や「テキストエディット」並みにシンプル。
- HTML
- CSS
- Javascript
- PHP
- Java
など、様々なプログラミング言語にも対応しています。
しっかりとプログラミング言語に対応した色づけをしてくれ、すごく書きやすいです。
【「CotEditor」の入力例】
ウィンドウの下部には、文字数や行数も表示してくれており、分かりやすいのも嬉しいところ。
Macでテキストエディタを探している方には、とにかく「CotEditor」がおすすめです!
おすすめのテキストエディタ2:秀丸エディタ
「秀丸エディタ」はWindowsで使えるテキストエディタです。
僕はWindowsでは「秀丸エディタ」を使っています。
こちらの「秀丸エディタ」も、とにかくシンプル。
【「秀丸エディタ」の編集画面】
先ほどの「CotEditor」と同じで、ウィンドウにいろいろなメニューが表示されていません。
本当によく使うメニューだけがアイコンで表示されています。
この「秀丸エディタ」もとっても軽く、3秒くらいで立ち上がります。
「秀丸エディタ」というだけあって、こちらも日本製。
ヘルプなどもしっかりと日本語で書かれているので、困った時などに便利です。
先述した「BOM」のあり・なしも選べますし、文字エンコードの種類や改行コードも保存画面で指定できます。
使用できる言語も、主に
- テキストファイル
- C言語
- HTML
- Java
などがあり、他にもだいたいの言語が使用できます。
しっかりと開発言語に合わせて色づけもしてくれます。
【「秀丸エディタ」の入力例】
ただ、検索機能は使いづらいですね。
カーソルを置いた位置からの「上検索」と「下検索」に分かれていて、上方向・下方向にしか検索することができません。
また、検索ウィンドウを開いたまま、検索にヒットした文字を修正することができないんですよね。
なので、一度検索ウィンドウを閉じて修正したければいけないのは面倒くさいですね。
【「秀丸エディタ」の検索窓】
それ以外は、使いやすいですね。
特に、パッと開いてパッと編集できるのは、嬉しいところです。
ただ、秀丸エディタは有料のテキストエディタなので、長く使い続けるかどうかは、よく吟味してください。
秀丸エディタは、4,000円/月(税別)。
試用期間として無料で使用することができるので、実際に触って試してみてください。
もし気に入った場合は、購入して利用してくださいね。
Windowsでは、「秀丸エディタ」がおすすめです!
スポンサーリンク
おすすめのテキストエディタ3:Terapad
「Terapad」もWindowsで使えるテキストエディタです。
僕が一番初めにインストールしたテキストエディタです。
こちらの「Terapad」も、「CotEditor」や「秀丸エディタ」と同じくらいシンプル。
【「Terapad」の編集画面】
「秀丸エディタ」に負けず劣らず、3秒とかからずに立ち上がります。
「Terapad」も日本製のテキストエディタなので、表示がすべて日本語。
海外製のソフトも多いので、日本語表記は助かります。
「Terapad」は、しっかりとプログラミング言語の色分けもしてくれます。
- HTML
- Perl
- PHP
- CSS
- Ruby
など、ほぼすべての形式で保存することが可能です。
【「Terapad」の入力例】
入門書などでもよく使われていますが、初心者からベテランまで幅広く使われています。
こちらの「Terapad」も検索機能はイマイチ。
検索すると1回1回ウィンドウが閉じるので、指定の文字がどれくらい使われているかを知りたい場合などには向きません。
【「Terapad」の検索窓】
とにかく「メモ帳」感覚で、サッと開いてサッと編集したいという方には「Terapad」がおすすめです!
おすすめのテキストエディタ4:Dreamweaver
「Dreamweaver」はMacでもWindowsでも使えるテキストエディタです。
高機能すぎて、テキストエディタの枠に収まる感じでもないんですけどね。(笑)
【「Dreamweaver」の編集画面】
僕は「HTML形式」のメールマガジンを作成する時は、この「Dreamweaver」を使用しています。
なぜかというと、「Dreamweaver」はライブ編集機能があるからです。
コード画面にHTMLを打ち込むと、ライブ画面に実際の画面が表示されます。
【「Dreamweaver」のライブ編集機能】
これで、実際の画面を見ながらメールマガジンを編集しています。
めちゃくちゃ便利です。
「Dreamweaver」はとても高機能なので、最初に挙げた
- プログラム言語の種類による色分け
- 様々な形式で作成・修正・保存
- 段落の自動改行
- 改行コードの指定
- プログラム言語の入力補助
- サーバーとの直接接続
- 表示を確認しながら入力
- 外部アプリケーションとの連携
といった、テキストエディタの機能がついています。
プログラミング言語も、幅広く対応しており、
- HTML
- CSS
- Javascript
- PHP
- XML
など、ほぼすべてのプログラミング言語が利用可能です。
「Dreamweaver」は「Illustrator」や「Photoshop」で有名なAdobe社の製品。
「Dreamweaver」単体だと、月額2,480円(税別)。
「Illustrator」や「Photoshop」など、他のアプリケーションもすべて使えるコンプリートプランだと、月額5,680円(税別)です。
7日間は無料体験ができるので、1度触ってみて、気に入ったら使ってみてくださいね。
Adobe社はアメリカの企業なのですが、さすが有名な会社のソフトなだけあって、しっかりと日本語に対応しています。
メニューやヘルプも日本語で書かれているので、今まで一度も困ったことがないですね。
「Dreamweaver」は高機能なぶん、ウィンドウはいろいろと分かれています。それでも、この高機能さにくらべればだいぶシンプルな感じだと思います。
ご自身が使う機能を集めてカスタマイズできるので、楽しいかもですね!
メールマガジンの作成には「Dreamweaver」がおすすめです!
スポンサーリンク
まとめ
今回は『ネットショップの運営におすすめのテキストエディタ4選』というテーマでお送りしてきました。
テキストエディタとは、
パソコンでテキストファイルを作成・修正・保存するためのソフト
でした。
僕がおすすめするテキストエディタは、
- CotEditor
- 秀丸エディタ
- TeraPad.
- DreamWeaver
の4つでした。
僕がテキストエディタを選ぶ基準は、
- 最低限の機能がついている
- 素早く立ち上がる
- ファイルサイズが小さい
- 使いやすい
です。
外部の高機能なテキストエディタを使用すれば、
- プログラム言語の種類による色分け
- 様々な形式で作成・修正・保存
- 段落の自動改行
- 改行コードの指定
- プログラム言語の入力補助
- サーバーとの直接接続
- 表示を確認しながら入力
- 外部アプリケーションとの連携
などができます。
テキストエディタを使えば、ネットショップにバナーを貼ったり、HTMLやCSSを編集してデザインを変えたりできます。
ネットショップ運営の幅が広がりますね!
ぜひテキストエディタを使って、ネットショップ運営を楽しんで下さいね!
ネットショップの運営やテキストエディタについて他にも気になることがありましたら、お問い合わせよりご連絡ください。
以上、ネットショップコンサルタントの「たぶ」でした。
「ネットショップ」に関しては、こちらの記事もおすすめです。