ネットショップの9大運営サービスを徹底比較!【2022年版】

ネットショップの9大運営サービスを徹底比較




こんにちは。ネットショップコンサルタントの「たぶ」(@yusuke_tanaka34)です。

本日は『ネットショップの9大運営サービスを徹底比較!』というテーマでご紹介していこうと思います!

今回の記事は、

  • ネットショップに興味がある方
  • これからネットショップを始めようと考えている方
  • ネットショップ運営サービスを検討している方

におすすめです!

ネットショップを始めようと考えている方
よし!商品も仕入れたし、ネットショップで販売するぞ!でも、どのネットショップ運営サービスを使おう?

そうですよね。ネットショップを始めるには、「ネットショップ運営サービス」を選ばなければいけません。

でも、ネットショップ運営サービスってたくさん種類があって、どれがいいか分かりづらいですよね。

1つ1つホームページを開いて、金額を調べてとやっていたら、いくら時間があっても足りません。

そこで、今回はおすすめの「ネットショップ運営サービス」についてお話できればと思います。

この記事に書いてある『ネットショップの9大運営サービスを徹底比較!』を読めば、あなたにぴったりのネットショップ運営サービスを見つけることができます!

結論から言ってしまうと、ネットショップ運営サービスは目的に合わせて選ぶのがおすすめ!

目的別のおすすめのネットショップ運営サービスは、

目的ネットショップ運営サービス
大きく売り上げを伸ばしたい楽天市場
適度な費用でしっかりと売り上げをあげたいカラーミーショップ
なるべくお金をかけずに始めたいSTORES
独自の機能を入れて大きくしていきたいEC-CUBE
海外にも販売していきたいShopify

です。

ただ、どのネットショップ運営サービスで出店しても、あとからお引越しもできるので、あまり気負わずに比較・検討してもらえればと思います。

ご自身のタイプに合わせて最適な「ネットショップ運営サービス」を選んでくださいね!

それでは、実際に『ネットショップの9大運営サービスを徹底比較!』を詳しく解説していきたいと思います。




ネットショップ運営サービスの種類

ネットショップ運営サービスの種類

ネットショップを運営するためのサービスは、かなりたくさんあります。

昔からある老舗のネットショップ運営サービスや有名企業がやっているネットショップ運営サービス、ある特定の業種で人気のネットショップ運営サービスなど、数えればキリがありません。

それだけ数多くあるネットショップ運営サービスでも、大まかに分けると3種類に分類されます。

  1. ショッピングモール型ネットショップ運営サービス
  2. ASP型ネットショップ運営サービス
  3. 独自導入型ネットショップ

の3種類です。

各ネットショップ運営サービスに関しては、以下の記事に詳しく書きましたので、お時間がある時にご覧ください。

ネットショップ運営システム3種の違い

ネットショップ運営システム3種の違いを徹底比較!

2018年6月18日

それでは、各ネットショップ運営サービスを簡単にご説明しますね。

ショッピングモール型ネットショップ運営サービス

「ショッピングモール型ネットショップ運営サービス」で有名なところは、

の3つ。

上記のような大規模ショッピングモールがあり、その中にネットショップを開く出店方法です。

イメージで言うと、「ショッピングモール型ネットショップ」の仕組みは、「デパートの屋上でやっている物産展」のようなイメージ。

例えば「楽天」という催事場の中で「北海道展」がやっていて、その中にお店を出店したとします。

お店はブースのような形で軽く仕切られてはいるものの、自分のお店がウリにしている「毛ガニ」があっちでもこっちでも売っているような感じ。

お客さんは「どこのお店で買った」とかもう関係なく、「一番安い。」とか「一番美味しそう。」とか「無料で配送してくれる。」とか、そんな感じで商品を選んでいきます。

もちろん、一定の確率ではお店のファンになってくれるお客さんもいます。

お客さんはお店を選ぶわけではなく、商品を選んで検索します。なので「商品力」がモノを言う出店方法です。

しかも、その検索方法は「Google」や「Yahoo!」のような検索エンジンで検索するのではなく、各ショッピングモールの中にある独自の検索システムで検索するのが特徴です。

たとえば、楽天のお店をいくつか運営していますが、お客さんの検索方法の大半が「楽天サーチ」からの流入です。

「楽天サーチ」とは、楽天の中での検索システムのことを言います。

ASP型ネットショップ運営サービス

「ASP型ネットショップ運営サービス」で有名なところは、

などがあります。

他にもまだまだあり、ネットショップ運営サービスの中で一番多いのが、この「ASP型ネットショップ運営サービス」です。

「ASP」とは「アプリケーション・サービス・プロバイダ」の略。

ネットショップ運営サービスを提供している会社のサーバー(管理画面)にログインして、そこに商品情報や店舗情報などを入れ、ネットショップを運営する仕組みのことを言います。

仕組みとしては「ショッピングモール型ネットショップ運営サービス」と似ていますが、「ショッピングモール内にネットショップを出す」「それ以外の場所にネットショップを出す」かの違いがあります。

イメージで言うと、「ビルのテナントとしてお店を出すようなイメージ」

ビルの中にスペースを借りているので、共用部分の保守や清掃などはしてくれるけど、お店の運営に関しては一切関与してこない感じ。

「ショッピングモール型ネットショップ運営サービス」とは違い、お店や商品の広告・宣伝などは基本的に行ってくれません。

ただ、お客さんはお店のことを知ってくれれば、お店をめがけて来てくれます。

特に欲しいものがあるわけじゃないけど、あのお店に行けばかっこいい(かわいい)商品が置いてあるから、いつも行っちゃうお店ってありませんか?

そんな感じでお客さんはお店を気に入ってくれれば、何度もお店に来てくれます。

お客さんは商品で検索してくることもありますが、お店が好きで来てくれるという方も多い出店方法です。

ブランディングやSNSでの発信なども効果的。「商品力」ももちろんですが、「他のネットショップとの差別化」や「集客力」がモノを言う出店方法です。

独自導入型ネットショップ

「独自導入型ネットショップ」で有名なところは、

などがあります。

この「独自導入型ネットショップ」も数はたくさんあるのですが、基本的に英語圏向け。

日本では「EC-CUBE」の一択です。

「Magento」は多言語ネットショップの構築ができるということで、数年前から噂が流れてきていますが、まだ実際に使ったことはありません。

ただ、「Magento」は海外では「独自導入型ネットショップ」のシェア率No.1らしいです。

あとは、ネットショップ運営システムを構築できるパッケージ商品もあるのですが、高額なので今はほとんど使われていないんじゃないでしょうか?

取引先でも、パッケージ型のネットショップ運営システムを使っているところはありません。

「独自導入型ネットショップ」はイメージで言うと、「土地を借りてお店を一から作るようなイメージ」

サーバー自体を自分で作れば、土地も買っちゃうイメージですね。

借りるサーバーによりますが、基本的には何から何まで自分でやる感じです。

「EC-CUBE」は「オープンソース」という方式を取っており、基本的に無料です。

「EC-CUBE」のホームページでネットショップ運営システムをダウンロードし、自分でサーバーを借りて、サーバーにネットショップ運営システムを導入して使います。

導入した後の仕組みとしては、「ASP型ネットショップ運営サービス」と似ていますが、「サービス提供元のサーバーを借りる」「自分でサーバーを借りる」かの違いがあります。

メリットは、

  • 導入コスト・ランニングコストが安く済むこと
  • ネットショップを自由にカスタマイズできること

が挙げられます。

逆にデメリットはシステム上で何か問題があった時に、自分で解決しなければいけないことです。

もちろん、外部の制作会社に問題を解決してもらうこともできますが、その場合は費用がかかってしまいます。

こちらの「独自導入型ネットショップ」も自分で集客をしないといけないので、「商品力」と共に「他のネットショップとの差別化」、「集客力」が必要です。

ネットショップ運営サービス比較表

それでは、ネットショップ運営サービス3種類を表にして比較してみましょう。

ショッピングモール型ネットショップ運営サービスASP型ネットショップ運営サービス独自導入型ネットショップ
初期費用0円〜30万円程度0円〜1万5,000円程度0円
月額費用0円〜60,000円以上0円〜5,000円程度3,500円程度
販売手数料0%〜15%程度0%0%
集客力高い自力自力
デザイン制限が多いテンプレート次第自分でカスタマイズ可
購買率約5%約1%約1%
容量500MB〜100MB〜50GB〜(サーバーによる)
システムメンテナンスやってくれるやってくれるやってくれない
スマホ対応対応している対応している対応している
メルマガ一部有料一部有料無料
外部リンク貼れない貼れる貼れる

ネットショップ運営サービス3種類には、このような違いがあります。

他にも「ネットショップ運営サービス」について気になることがあれば、お問い合わせよりご連絡ください。




各ネットショップ運営サービス別比較

各ネットショップ運営サービス別比較

次に、各ネットショップ運営サービス別に比較をしてみたいと思います。

先ほど、各ネットショップ運営サービス別に代表的なサービスを上げてみましたが、そちらを元に比較を行いたいと思います。

ショッピングモール型ネットショップ運営サービス比較表

まずは、「ショッピングモール型ネットショップ運営サービス」を比較します。

大手の「ショッピングモール型ネットショップ運営サービス」といったら、この3社。

だれもが知っている「3大ショッピングモール型ネットショップ運営サービス」を比較してみました。

こちらは

  • 月商50万円
  • 客単価3,000円

の場合を、税込みで計算しています。

楽天Yahoo!ショッピングAmazon
初期費用389,400円0円0円
月額費用7,920円14,413円5,390円
販売手数料37,400円0円82,500円
決済手数料19,091円16,500円0円
契約期間半年〜1年なしなし
商品登録数5,000点〜20万点200万点以降有料
集客SEO・広告共に強いまあまあSEOに強い
デザイン楽天GOLDに申し込むとカタマイズ可Yahoo!ショッピングトリプルに申し込むとカタマイズ可できない
容量1商品につき20点まで・500MB〜1商品につき20点まで1商品につき18点まで
スマホ対応対応している対応している対応している
常時SSL対応対応対応
独自ドメイン不可不可不可
メルマガ有料無料なし
外部リンク貼れない貼れる貼れない

有料ASP型ネットショップ運営サービス比較表

次に「有料ASP型ネットショップ運営サービス」を比較します。

有料ASP型ネットショップ運営サービスは数えきれないほどの種類があるので、大手4大有料ASP型ネットショップ運営サービスを比較してみました。

こちらは一番安いプランで計算しています。

一番安いプランは機能制限などもあるので、総合的に比較して判断してください。

価格はすべて税込みです。

カラーミーショップMake shopFuture shop2shop serve
初期費用3,300円11,000円16,500円16,500円
月額費用3,300円11,000円8,800円12,540円
販売手数料0円0円0円0円
決済初期費用0円0円16,500円0円
決済手数料4%〜5.5%3.6〜5.5%3.4〜4.4%3.675〜4.725%
+1売上/38円
最低利用期間3ヶ月1ヶ月1ヶ月6ヶ月
商品登録数無制限1万点まで300点まで500点まで
容量5GB22GB1GB1GB
集客カラメル・Googleショッピング(5,000円/月)アイテムポスト(別途販売手数料1.0〜11.0%)プロモーション連携機能有り独自ショッピングモール「パーク/PARK」(別途販売手数料5.0%)
デザインテンプレート33種類程度168種類不明156種類
スマホ対応しているしている5,500円/月2,667円/月
している
メルマガ10万通/月20万通/月5万通/月5万通/月
常時SSL1,100円/月14,256円/年18,700円/年1,100円/月
独自ドメイン外部サービス(76円/年〜)3,058円/年〜無料無料
外部リンク貼れる貼れる貼れる貼れる

また、2020年現在、「Shopify」というサービスが「ASP型ネットショップ運営サービス」で世界No.1を獲得しています。

日本にも2017年に上陸し、じわじわとユーザー数を増やしてきています。

アプリをインストールすれば、多言語・他通貨にも対応することができ、海外にも販売できるのが特徴です。

これから「越境EC」を始めたいという方には、おすすめのサービスです。

【Shopify】オフィシャルサイト

「Shopify」については、こちらの記事をどうぞ。

Shopifyとは?世界No.1の越境EC運営サービスの魅力

Shopifyとは?世界No.1の越境EC運営サービスの魅力

2019年9月4日

無料ASP型ネットショップ運営サービス比較表

最後に「無料ASP型ネットショップ運営サービス」を比較します。

無料ASP型ネットショップ運営サービスもいくつか種類があるのですが、種類が多くて比較しきれないので、「BASE」「STORES」の2大サービスを比較します。

こちらも価格はすべて税込みです。

BASESTORES
初期費用0円0円
月額費用0円 フリープラン 0円
スタンダードプラン 980円 2,178円
販売手数料0円0円
決済初期費用0円0円
決済手数料3.6%+3%+44円フリープラン 5%
スタンダードプラン 3.6%
最低利用期間特になし特になし
商品登録数無制限無制限
容量1商品につき5枚まで1商品につき15枚まで
集客SEOに弱いSEOに弱い
デザインテンプレート11種類9種類
48種類
スマホ対応対応している対応している
メルマガ無料無料
外部リンク900円/月
可能
できない
可能(無料)

「STORES」は無料でも使えるのですが、無料の場合、商品を5点しか登録できない為、有料プランで比較しています。

「STORES」のフリープランは2019年4月1日より無制限で商品を登録できるようになりました。

「STORES」は2019年7月10日より、大幅に料金プランが変更になりました。
https://officialmag.stores.jp/entry/news/20190610

また、「BASE」も商品登録数に制限はないのですが、ネットショップを充実させていこうとすると、App(アプリケーション)を入れなければいけません。

Appは有料のものもあるので、「全くお金がかからない。」というわけではありません。

無料のネットショップ運営サービスを検討している方は、こちらの記事をどうぞ。

ネットショップを無料で開けるおすすめのサービス2選

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2019年6月30日

「独自導入型ネットショップ」に関しては、日本では「EC-CUBE」一択なので、比較表を割愛させていただきます。(気になることがあれば、お問い合わせよりご連絡ください。)

「EC-CUBE」に関しては、こちらでも詳しく説明しているので、ぜひ併せてご覧ください。

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2018年6月18日
プロが教えるおすすめのネットショップ3選

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「EC-CUBE」は売上が大きくなってきた時に切り替えるのがおすすめです。

3種類のネットショップ運営サービスを徹底比較

3種類のネットショップ運営サービスを徹底比較

ここまで、3種類の「ネットショップ運営サービス」をご紹介してきました。

こうやって表にするといろいろな違いが見えてきますね。

それでは、次に3種類のネットショップ運営サービスを比較したいと思います。

「ショッピングモール型ネットショップ運営サービス」と「ASP型ネットショップ運営サービス」の比較

「ショッピングモール型ネットショップ運営サービス」と「ASP型ネットショップ運営サービス」の違いを一言で言うと、

商品が売れればいいかお店として売り出していきたいか

の違いです。

「ショッピングモール型ネットショップ運営サービス」はお店の名前があまり前面に出てきません。

お客さんも「◯店で買った。」というよりは、「楽天で買った。」とか「Yahoo!で買った。」という印象を持っています。

以前は、「ショッピングモール型ネットショップ運営サービスの方が売れる」という印象がありました。

しかし、現在の取引先では「ショッピングモール型ネットショップ運営サービス」と「ASP型ネットショップ運営サービス」で、そこまで差が大きくありません。(もともとのお店の知名度等もあると思いますが…)

ただし、ネットショップをオープンしたての頃は、「ショッピングモール型ネットショップ運営サービス」のほうが、早く売り上げが立ち始めます。

「ショッピングモール型ネットショップ運営サービス」は集客をやってくれる代わりに手数料が高額、「ASP型ネットショップ運営サービス」は運営コストが低い代わりに集客が大変といった違いがあります。

2つの「ネットショップ運営サービス」は、お客さんの層が違うのも注目すべき点です。

「ショッピングモール型ネットショップ運営サービス」のお客さんは、セールやポイントを重要視しているお客さんが多く、客単価が低いという特徴があります。

逆に、「ショッピングをするぞ。」という気持ちで入ってきている為、購買率が高いです。

「ASP型ネットショップ運営サービス」のお客さんは、お店やネットショップを気に入って入ってきてくれるお客さんが多く、客単価が高いという特徴があります。

しかし、「ただネットショップを見にきた。」というお客さんもいる為、購買率は低めです。

「ショッピングモール型ネットショップ運営サービス」と「ASP型ネットショップ運営サービス」、両方に一長一短がある為、個人的なおすすめは、

両方のネットショップ運営サービスを運営する

です。

ショッピングモール型ネットショップ運営サービスのメリット・デメリット

ショッピングモール型ネットショップ運営サービスのメリット

  • オープンしてから売れるまでが早い
  • 購買率が高い
  • 集客が強い
ショッピングモール型ネットショップ運営サービスのデメリット

  • 初期費用・月額費用が高い
  • 利益率が低くなる
  • 制限が多い
  • デザインが微妙
  • ブランディングができない

ASP型ネットショップ運営サービスのメリット・デメリット

ASP型ネットショップ運営サービスのメリット

  • 初期費用・月額費用が安い
  • 利益率が高い
  • 自由度が高い
  • デザインがおしゃれ
  • ブランディングができる
ASP型ネットショップ運営サービスのデメリット

  • 集客が大変
  • 商品が売れるまでにある程度の時間がかかる
  • 購買率が低い

以上、「ショッピングモール型ネットショップ運営サービス」と「ASP型ネットショップ運営サービス」の比較でした!

ASP型ネットショップ運営サービスの有料と無料の比較

ASP型ネットショップ運営サービスの「有料」「無料」の違いを一言で言うと、

有料と無料のASP型ネットショップ運営サービスに違いはほとんどない

です。

結局、無料のASP型ネットショップ運営サービスもオプションなどでお金がかかってしまうので、「ほぼ有料」ということになります。

機能を選べるという点では、無料のASP型ネットショップ運営サービスもいいのかもしれません。

しかし、有料ASP型ネットショップ運営サービスについている機能はだいたいネットショップ運営に必要なものなので、そこまで無駄にお金を払っているというわけではありません。

有料ASP型ネットショップ運営サービスは「全部の機能を使う前提でシステムが作られている」形です。

それに対し、無料ASP型ネットショップ運営サービスは「最低限の機能だけついていて、必要なものは後から足していく」というシステムの作り方をしています。

なので、無料の状態だと、デザインやSEO、運営に関して、制限されている部分も多いです。

ネットショップを何社も運営していて感じるのは、「無料のASP型ネットショップ運営サービスはSEOに弱い」ということ。

無料のASP型ネットショップ運営サービスを利用していて、ある程度のビッグキーワードで検索上位に出てきているネットショップを見たことがありません。

もちろん広告を出したり、SNSなどで発信してお客さんを呼んでくればいいのですが、「SEOに弱い」というのは、ネットショップとしてはだいぶ厳しいと思います。

ただ、どちらも集客をするためにある程度の時間とお金は必要なので、「どれぐらいの規模感でネットショップを運営したいか」ということに尽きると思います。

本気でネットショップで売上をあげたいのであれば、「有料ASP型ネットショップ運営サービス」をおすすめします。

有料ASP型ネットショップ運営サービスのメリット・デメリット

有料ASP型ネットショップ運営サービスのメリット

  • 本格的にネットショップができる
  • 自由度が高い
  • SEO対策ができる
  • 集客オプションがある
有料ASP型ネットショップ運営サービスのデメリット

  • ある程度お金がかかる
  • オープンまでに時間がかかる
  • テンプレートにダサいものもある

無料ASP型ネットショップ運営サービスのメリット・デメリット

無料ASP型ネットショップ運営サービスのメリット

  • 気軽に始められる
  • デザインがおしゃれ
  • 工夫次第である程度の規模のネットショップを運営できる
無料ASP型ネットショップ運営サービスのデメリット

  • 容量が少ない
  • SEOに弱い
  • 機能・デザインに制限が多い
  • 集客オプションがない
  • 結局お金がかかる

以上、ASP型ネットショップ運営サービスの有料と無料の比較でした!




【まとめ】ネットショップの9大運営サービスを徹底比較!

今回は『ネットショップの9大運営サービスを徹底比較!』というテーマでお送りしてきました。

ネットショップ運営サービスを選ぶ上でもっとも大切にしていただきたいのが、

ネットショップを運営する目的

です。

目的別おすすめのネットショップ運営サービスは、

目的ネットショップ運営サービス
大きく売り上げを伸ばしたい楽天市場
適度な費用でしっかりと売り上げをあげたいカラーミーショップ
なるべくお金をかけずに始めたいSTORES
独自の機能を入れて大きくしていきたいEC-CUBE
海外にも販売していきたいShopify

です。

ネットショップ運営サービスを決める上で、僕のおすすめは、

「ショッピングモール型ネットショップ運営サービス」と「ASP型ネットショップ運営サービス」両方での出店

です。

  • 「ショッピングモール型ネットショップ運営サービス」で売上重視のネットショップ運営。
  • 「ASP型ネットショップ運営サービス」でお店のファンを増やしていく。

という方法が、一番効率的で、一番売上を最大化できる方法だと思います。

「ショッピングモール型ネットショップ運営サービス」と「ASP型ネットショップ運営サービス」はお客さんの層が違うので、より幅広い層にアプローチできるのも魅力です。

そして、売上が大きくなってきて、やりたいことが増えてきた時に「ASP型ネットショップ運営サービス」から「独自導入型ネットショップ」に移行していくのがベストな選択だと思います。

ネットショップ運営サービス選びは重要なので、単に「無料だから。」とか「簡単にできそうだから。」とか「デザインがおしゃれだから。」という理由で選ばないでほしいなと思います。

どのネットショップ運営サービスを利用しても、あなたの時間と労力を少なからずかけるわけですから、まずは「ネットショップを運営する目的」を明確にしましょう。

そして、各ネットショップ運営サービスを比較・検討した上で、ご自身の目的にぴったりなサービスを選択して欲しいなと思います。

本気でネットショップの売上を上げていきたいのであれば、絶対に先行投資が必要です。

最初はお客さんにネットショップの存在を知ってもらわないといけないので、広告やSEO対策、ブログなど資金と労力が必要です。

しかし、最初はかけた金額・労力と売上は比例しません。

そこで、諦めてしまう人が多いのですが、「ネットショップをオープンしてから、半年〜1年は売上が1円もない。」という覚悟で、ネットショップを始めてほしいなと思います。(実際にはそこまでかかりませんが。)

ぜひ一緒にネットショップを盛り上げていきましょう!

ネットショップに関して、気になることや分からないことがありましたら、お問い合わせまでお気軽にご連絡くださいね。

以上、ネットショップコンサルタントの「たぶ」でした。

ネットショップ運営サービス選びに関しては、こちらの記事もおすすめです。

ネットショップを開業するための方法を解説しています。商品の仕入れから集客・ブランディングまで順番にご説明しています。

ネットショップを開業する方法|初めてでも安心の始め方

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2019年11月2日

7年以上ネットショップの運営を行ってきて、使い勝手の良い、売り上げを伸ばせるおすすめのネットショップを3種類、ご紹介してしいます。

プロが教えるおすすめのネットショップ3選

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2018年6月17日

今回の記事でもご説明した「ネットショップ運営システム3種」の違いを、より詳しく解説しています。

ネットショップ運営システム3種の違い

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2018年6月18日

【ネットショップならカラーミーショップ】

【越境ECならShopify】

ABOUTこの記事をかいた人

通称:たぶ
30代中頃、東京都在住。
ネットショップコンサルタント。
EC-CUBE、ASP、ショッピングモールなど各種ネットショップでの売上UPが得意。
アパレル系のネットショップの売上を4倍に増やし、月商900万円、年商1億円を達成。
ネットショップ運営の数なら誰にも負けません。
最近、ポメラニアンが気になる。
炊きたての白米が何もよりも好き。