こんにちは。ネットショップコンサルタントの「たぶ」(@yusuke_tanaka34)です。
本日は『ネットショップの9大運営サービスを徹底比較!』というテーマでご紹介していこうと思います!
今回の記事は、
- ネットショップに興味がある方
- これからネットショップを始めようと考えている方
- ネットショップ運営サービスを検討している方
におすすめです!

そうですよね。ネットショップを始めるには、「ネットショップ運営サービス」を選ばなければいけません。
でも、ネットショップ運営サービスってたくさん種類があって、どれがいいか分かりづらいですよね。
1つ1つホームページを開いて、金額を調べてとやっていたら、いくら時間があっても足りません。
そこで、今回はおすすめの「ネットショップ運営サービス」についてお話できればと思います。
この記事に書いてある『ネットショップの9大運営サービスを徹底比較!』を読めば、あなたにぴったりのネットショップ運営サービスを見つけることができます!
結論から言ってしまうと、ネットショップ運営サービスは目的に合わせて選ぶのがおすすめ!
目的別のおすすめのネットショップ運営サービスは、
目的 | ネットショップ運営サービス |
---|---|
大きく売り上げを伸ばしたい | 楽天市場 |
適度な費用でしっかりと売り上げをあげたい | カラーミーショップ![]() |
なるべくお金をかけずに始めたい | STORES![]() |
独自の機能を入れて大きくしていきたい | EC-CUBE |
海外にも販売していきたい | Shopify![]() |
です。
ただ、どのネットショップ運営サービスで出店しても、あとからお引越しもできるので、あまり気負わずに比較・検討してもらえればと思います。
ご自身のタイプに合わせて最適な「ネットショップ運営サービス」を選んでくださいね!
それでは、実際に『ネットショップの9大運営サービスを徹底比較!』を詳しく解説していきたいと思います。
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ネットショップ運営サービスの種類

ネットショップを運営するためのサービスは、かなりたくさんあります。
昔からある老舗のネットショップ運営サービスや有名企業がやっているネットショップ運営サービス、ある特定の業種で人気のネットショップ運営サービスなど、数えればキリがありません。
それだけ数多くあるネットショップ運営サービスでも、大まかに分けると3種類に分類されます。
- ショッピングモール型ネットショップ運営サービス
- ASP型ネットショップ運営サービス
- 独自導入型ネットショップ
の3種類です。
各ネットショップ運営サービスに関しては、以下の記事に詳しく書きましたので、お時間がある時にご覧ください。
それでは、各ネットショップ運営サービスを簡単にご説明しますね。
ショッピングモール型ネットショップ運営サービス
「ショッピングモール型ネットショップ運営サービス」で有名なところは、
の3つ。
上記のような大規模ショッピングモールがあり、その中にネットショップを開く出店方法です。
イメージで言うと、「ショッピングモール型ネットショップ」の仕組みは、「デパートの屋上でやっている物産展」のようなイメージ。
例えば「楽天」という催事場の中で「北海道展」がやっていて、その中にお店を出店したとします。
お店はブースのような形で軽く仕切られてはいるものの、自分のお店がウリにしている「毛ガニ」があっちでもこっちでも売っているような感じ。
お客さんは「どこのお店で買った」とかもう関係なく、「一番安い。」とか「一番美味しそう。」とか「無料で配送してくれる。」とか、そんな感じで商品を選んでいきます。
もちろん、一定の確率ではお店のファンになってくれるお客さんもいます。
お客さんはお店を選ぶわけではなく、商品を選んで検索します。なので「商品力」がモノを言う出店方法です。
しかも、その検索方法は「Google」や「Yahoo!」のような検索エンジンで検索するのではなく、各ショッピングモールの中にある独自の検索システムで検索するのが特徴です。
たとえば、楽天のお店をいくつか運営していますが、お客さんの検索方法の大半が「楽天サーチ」からの流入です。
「楽天サーチ」とは、楽天の中での検索システムのことを言います。
ASP型ネットショップ運営サービス
「ASP型ネットショップ運営サービス」で有名なところは、
などがあります。
他にもまだまだあり、ネットショップ運営サービスの中で一番多いのが、この「ASP型ネットショップ運営サービス」です。
「ASP」とは「アプリケーション・サービス・プロバイダ」の略。
ネットショップ運営サービスを提供している会社のサーバー(管理画面)にログインして、そこに商品情報や店舗情報などを入れ、ネットショップを運営する仕組みのことを言います。
仕組みとしては「ショッピングモール型ネットショップ運営サービス」と似ていますが、「ショッピングモール内にネットショップを出す」か「それ以外の場所にネットショップを出す」かの違いがあります。
イメージで言うと、「ビルのテナントとしてお店を出すようなイメージ」。
ビルの中にスペースを借りているので、共用部分の保守や清掃などはしてくれるけど、お店の運営に関しては一切関与してこない感じ。
「ショッピングモール型ネットショップ運営サービス」とは違い、お店や商品の広告・宣伝などは基本的に行ってくれません。
ただ、お客さんはお店のことを知ってくれれば、お店をめがけて来てくれます。
特に欲しいものがあるわけじゃないけど、あのお店に行けばかっこいい(かわいい)商品が置いてあるから、いつも行っちゃうお店ってありませんか?
そんな感じでお客さんはお店を気に入ってくれれば、何度もお店に来てくれます。
お客さんは商品で検索してくることもありますが、お店が好きで来てくれるという方も多い出店方法です。
ブランディングやSNSでの発信なども効果的。「商品力」ももちろんですが、「他のネットショップとの差別化」や「集客力」がモノを言う出店方法です。
独自導入型ネットショップ
「独自導入型ネットショップ」で有名なところは、
などがあります。
この「独自導入型ネットショップ」も数はたくさんあるのですが、基本的に英語圏向け。
日本では「EC-CUBE」の一択です。
「Magento」は多言語ネットショップの構築ができるということで、数年前から噂が流れてきていますが、まだ実際に使ったことはありません。
ただ、「Magento」は海外では「独自導入型ネットショップ」のシェア率No.1らしいです。
あとは、ネットショップ運営システムを構築できるパッケージ商品もあるのですが、高額なので今はほとんど使われていないんじゃないでしょうか?
取引先でも、パッケージ型のネットショップ運営システムを使っているところはありません。
「独自導入型ネットショップ」はイメージで言うと、「土地を借りてお店を一から作るようなイメージ」。
サーバー自体を自分で作れば、土地も買っちゃうイメージですね。
借りるサーバーによりますが、基本的には何から何まで自分でやる感じです。
「EC-CUBE」は「オープンソース」という方式を取っており、基本的に無料です。
「EC-CUBE」のホームページでネットショップ運営システムをダウンロードし、自分でサーバーを借りて、サーバーにネットショップ運営システムを導入して使います。
導入した後の仕組みとしては、「ASP型ネットショップ運営サービス」と似ていますが、「サービス提供元のサーバーを借りる」か「自分でサーバーを借りる」かの違いがあります。
メリットは、
- 導入コスト・ランニングコストが安く済むこと
- ネットショップを自由にカスタマイズできること
が挙げられます。
逆にデメリットはシステム上で何か問題があった時に、自分で解決しなければいけないことです。
もちろん、外部の制作会社に問題を解決してもらうこともできますが、その場合は費用がかかってしまいます。
こちらの「独自導入型ネットショップ」も自分で集客をしないといけないので、「商品力」と共に「他のネットショップとの差別化」、「集客力」が必要です。
ネットショップ運営サービス比較表
それでは、ネットショップ運営サービス3種類を表にして比較してみましょう。
ショッピングモール型ネットショップ運営サービス | ASP型ネットショップ運営サービス | 独自導入型ネットショップ | |
---|---|---|---|
初期費用 | 0円〜30万円程度 | 0円〜1万5,000円程度 | 0円 |
月額費用 | 0円〜60,000円以上 | 0円〜5,000円程度 | 3,500円程度 |
販売手数料 | 0%〜15%程度 | 0% | 0% |
集客力 | 高い | 自力 | 自力 |
デザイン | 制限が多い | テンプレート次第 | 自分でカスタマイズ可 |
購買率 | 約5% | 約1% | 約1% |
容量 | 500MB〜 | 100MB〜 | 50GB〜(サーバーによる) |
システムメンテナンス | やってくれる | やってくれる | やってくれない |
スマホ対応 | 対応している | 対応している | 対応している |
メルマガ | 一部有料 | 一部有料 | 無料 |
外部リンク | 貼れない | 貼れる | 貼れる |
ネットショップ運営サービス3種類には、このような違いがあります。
他にも「ネットショップ運営サービス」について気になることがあれば、お問い合わせよりご連絡ください。
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各ネットショップ運営サービス別比較

次に、各ネットショップ運営サービス別に比較をしてみたいと思います。
先ほど、各ネットショップ運営サービス別に代表的なサービスを上げてみましたが、そちらを元に比較を行いたいと思います。
ショッピングモール型ネットショップ運営サービス比較表
まずは、「ショッピングモール型ネットショップ運営サービス」を比較します。
大手の「ショッピングモール型ネットショップ運営サービス」といったら、この3社。
だれもが知っている「3大ショッピングモール型ネットショップ運営サービス」を比較してみました。
こちらは
- 月商50万円
- 客単価3,000円
の場合を、税込みで計算しています。
楽天 | Yahoo!ショッピング | Amazon | |
---|---|---|---|
初期費用 | 389,400円 | 0円 | 0円 |
月額費用 | 7,920円 | 14,413円 | 5,390円 |
販売手数料 | 37,400円 | 0円 | 82,500円 |
決済手数料 | 19,091円 | 16,500円 | 0円 |
契約期間 | 半年〜1年 | なし | なし |
商品登録数 | 5,000点〜 | 20万点 | 200万点以降有料 |
集客 | SEO・広告共に強い | まあまあ | SEOに強い |
デザイン | 楽天GOLDに申し込むとカタマイズ可 | Yahoo!ショッピングトリプルに申し込むとカタマイズ可 | できない |
容量 | 1商品につき20点まで・500MB〜 | 1商品につき20点まで | 1商品につき18点まで |
スマホ対応 | 対応している | 対応している | 対応している |
常時SSL | 対応 | 対応 | 対応 |
独自ドメイン | 不可 | 不可 | 不可 |
メルマガ | 有料 | 無料 | なし |
外部リンク | 貼れない | 貼れる | 貼れない |
有料ASP型ネットショップ運営サービス比較表
次に「有料ASP型ネットショップ運営サービス」を比較します。
有料ASP型ネットショップ運営サービスは数えきれないほどの種類があるので、大手4大有料ASP型ネットショップ運営サービスを比較してみました。
こちらは一番安いプランで計算しています。
一番安いプランは機能制限などもあるので、総合的に比較して判断してください。
価格はすべて税込みです。
カラーミーショップ | Make shop | Future shop2 | shop serve | |
---|---|---|---|---|
初期費用 | 3,300円 | 11,000円 | 16,500円 | 16,500円 |
月額費用 | 3,300円 | 11,000円 | 8,800円 | 12,540円 |
販売手数料 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
決済初期費用 | 0円 | 0円 | 16,500円 | 0円 |
決済手数料 | 4%〜5.5% | 3.6〜5.5% | 3.4〜4.4% | 3.675〜4.725% +1売上/38円 |
最低利用期間 | 3ヶ月 | 1ヶ月 | 1ヶ月 | 6ヶ月 |
商品登録数 | 無制限 | 1万点まで | 300点まで | 500点まで |
容量 | 5GB | 22GB | 1GB | 1GB |
集客 | カラメル・Googleショッピング(5,000円/月) | アイテムポスト(別途販売手数料1.0〜11.0%) | プロモーション連携機能有り | |
デザインテンプレート | 33種類程度 | 168種類 | 不明 | 156種類 |
スマホ対応 | している | している | 5,500円/月 | している |
メルマガ | 10万通/月 | 20万通/月 | 5万通/月 | 5万通/月 |
常時SSL | 1,100円/月 | 14,256円/年 | 18,700円/年 | 1,100円/月 |
独自ドメイン | 外部サービス(76円/年〜) | 3,058円/年〜 | 無料 | 無料 |
外部リンク | 貼れる | 貼れる | 貼れる | 貼れる |
また、2020年現在、「Shopify」というサービスが「ASP型ネットショップ運営サービス」で世界No.1を獲得しています。
日本にも2017年に上陸し、じわじわとユーザー数を増やしてきています。
アプリをインストールすれば、多言語・他通貨にも対応することができ、海外にも販売できるのが特徴です。
これから「越境EC」を始めたいという方には、おすすめのサービスです。
「Shopify」については、こちらの記事をどうぞ。
無料ASP型ネットショップ運営サービス比較表
最後に「無料ASP型ネットショップ運営サービス」を比較します。
無料ASP型ネットショップ運営サービスもいくつか種類があるのですが、種類が多くて比較しきれないので、「BASE」と「STORES」の2大サービスを比較します。
こちらも価格はすべて税込みです。
BASE | STORES | |
---|---|---|
初期費用 | 0円 | 0円 |
月額費用 | 0円 | フリープラン 0円 スタンダードプラン |
販売手数料 | 0円 | 0円 |
決済初期費用 | 0円 | 0円 |
決済手数料 | 3.6%+3%+44円 | フリープラン 5% スタンダードプラン 3.6% |
最低利用期間 | 特になし | 特になし |
商品登録数 | 無制限 | 無制限 |
容量 | 1商品につき5枚まで | 1商品につき15枚まで |
集客 | SEOに弱い | SEOに弱い |
デザインテンプレート | 11種類 | 48種類 |
スマホ対応 | 対応している | 対応している |
メルマガ | 無料 | 無料 |
外部リンク | 可能 | 可能(無料) |
「STORES」は無料でも使えるのですが、無料の場合、商品を5点しか登録できない為、有料プランで比較しています。
「STORES」のフリープランは2019年4月1日より無制限で商品を登録できるようになりました。
「STORES」は2019年7月10日より、大幅に料金プランが変更になりました。
https://officialmag.stores.jp/entry/news/20190610
また、「BASE」も商品登録数に制限はないのですが、ネットショップを充実させていこうとすると、App(アプリケーション)を入れなければいけません。
Appは有料のものもあるので、「全くお金がかからない。」というわけではありません。
無料のネットショップ運営サービスを検討している方は、こちらの記事をどうぞ。
「独自導入型ネットショップ」に関しては、日本では「EC-CUBE」一択なので、比較表を割愛させていただきます。(気になることがあれば、お問い合わせよりご連絡ください。)
「EC-CUBE」に関しては、こちらでも詳しく説明しているので、ぜひ併せてご覧ください。
「EC-CUBE」は売上が大きくなってきた時に切り替えるのがおすすめです。
3種類のネットショップ運営サービスを徹底比較

ここまで、3種類の「ネットショップ運営サービス」をご紹介してきました。
こうやって表にするといろいろな違いが見えてきますね。
それでは、次に3種類のネットショップ運営サービスを比較したいと思います。
「ショッピングモール型ネットショップ運営サービス」と「ASP型ネットショップ運営サービス」の比較
「ショッピングモール型ネットショップ運営サービス」と「ASP型ネットショップ運営サービス」の違いを一言で言うと、
商品が売れればいいかお店として売り出していきたいか
の違いです。
「ショッピングモール型ネットショップ運営サービス」はお店の名前があまり前面に出てきません。
お客さんも「◯店で買った。」というよりは、「楽天で買った。」とか「Yahoo!で買った。」という印象を持っています。
以前は、「ショッピングモール型ネットショップ運営サービスの方が売れる」という印象がありました。
しかし、現在の取引先では「ショッピングモール型ネットショップ運営サービス」と「ASP型ネットショップ運営サービス」で、そこまで差が大きくありません。(もともとのお店の知名度等もあると思いますが…)
ただし、ネットショップをオープンしたての頃は、「ショッピングモール型ネットショップ運営サービス」のほうが、早く売り上げが立ち始めます。
「ショッピングモール型ネットショップ運営サービス」は集客をやってくれる代わりに手数料が高額、「ASP型ネットショップ運営サービス」は運営コストが低い代わりに集客が大変といった違いがあります。
2つの「ネットショップ運営サービス」は、お客さんの層が違うのも注目すべき点です。
「ショッピングモール型ネットショップ運営サービス」のお客さんは、セールやポイントを重要視しているお客さんが多く、客単価が低いという特徴があります。
逆に、「ショッピングをするぞ。」という気持ちで入ってきている為、購買率が高いです。
「ASP型ネットショップ運営サービス」のお客さんは、お店やネットショップを気に入って入ってきてくれるお客さんが多く、客単価が高いという特徴があります。
しかし、「ただネットショップを見にきた。」というお客さんもいる為、購買率は低めです。
「ショッピングモール型ネットショップ運営サービス」と「ASP型ネットショップ運営サービス」、両方に一長一短がある為、個人的なおすすめは、
両方のネットショップ運営サービスを運営する
です。
ショッピングモール型ネットショップ運営サービスのメリット・デメリット
ショッピングモール型ネットショップ運営サービスのメリット
- オープンしてから売れるまでが早い
- 購買率が高い
- 集客が強い
ショッピングモール型ネットショップ運営サービスのデメリット
- 初期費用・月額費用が高い
- 利益率が低くなる
- 制限が多い
- デザインが微妙
- ブランディングができない
ASP型ネットショップ運営サービスのメリット・デメリット
ASP型ネットショップ運営サービスのメリット
- 初期費用・月額費用が安い
- 利益率が高い
- 自由度が高い
- デザインがおしゃれ
- ブランディングができる
ASP型ネットショップ運営サービスのデメリット
- 集客が大変
- 商品が売れるまでにある程度の時間がかかる
- 購買率が低い
以上、「ショッピングモール型ネットショップ運営サービス」と「ASP型ネットショップ運営サービス」の比較でした!
ASP型ネットショップ運営サービスの有料と無料の比較
ASP型ネットショップ運営サービスの「有料」と「無料」の違いを一言で言うと、
有料と無料のASP型ネットショップ運営サービスに違いはほとんどない
です。
結局、無料のASP型ネットショップ運営サービスもオプションなどでお金がかかってしまうので、「ほぼ有料」ということになります。
機能を選べるという点では、無料のASP型ネットショップ運営サービスもいいのかもしれません。
しかし、有料ASP型ネットショップ運営サービスについている機能はだいたいネットショップ運営に必要なものなので、そこまで無駄にお金を払っているというわけではありません。
有料ASP型ネットショップ運営サービスは「全部の機能を使う前提でシステムが作られている」形です。
それに対し、無料ASP型ネットショップ運営サービスは「最低限の機能だけついていて、必要なものは後から足していく」というシステムの作り方をしています。
なので、無料の状態だと、デザインやSEO、運営に関して、制限されている部分も多いです。
ネットショップを何社も運営していて感じるのは、「無料のASP型ネットショップ運営サービスはSEOに弱い」ということ。
無料のASP型ネットショップ運営サービスを利用していて、ある程度のビッグキーワードで検索上位に出てきているネットショップを見たことがありません。
もちろん広告を出したり、SNSなどで発信してお客さんを呼んでくればいいのですが、「SEOに弱い」というのは、ネットショップとしてはだいぶ厳しいと思います。
ただ、どちらも集客をするためにある程度の時間とお金は必要なので、「どれぐらいの規模感でネットショップを運営したいか」ということに尽きると思います。
本気でネットショップで売上をあげたいのであれば、「有料ASP型ネットショップ運営サービス」をおすすめします。
有料ASP型ネットショップ運営サービスのメリット・デメリット
有料ASP型ネットショップ運営サービスのメリット
- 本格的にネットショップができる
- 自由度が高い
- SEO対策ができる
- 集客オプションがある
有料ASP型ネットショップ運営サービスのデメリット
- ある程度お金がかかる
- オープンまでに時間がかかる
- テンプレートにダサいものもある
無料ASP型ネットショップ運営サービスのメリット・デメリット
無料ASP型ネットショップ運営サービスのメリット
- 気軽に始められる
- デザインがおしゃれ
- 工夫次第である程度の規模のネットショップを運営できる
無料ASP型ネットショップ運営サービスのデメリット
- 容量が少ない
- SEOに弱い
- 機能・デザインに制限が多い
- 集客オプションがない
- 結局お金がかかる
以上、ASP型ネットショップ運営サービスの有料と無料の比較でした!
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【まとめ】ネットショップの9大運営サービスを徹底比較!
今回は『ネットショップの9大運営サービスを徹底比較!』というテーマでお送りしてきました。
ネットショップ運営サービスを選ぶ上でもっとも大切にしていただきたいのが、
ネットショップを運営する目的
です。
目的別おすすめのネットショップ運営サービスは、
目的 | ネットショップ運営サービス |
---|---|
大きく売り上げを伸ばしたい | 楽天市場 |
適度な費用でしっかりと売り上げをあげたい | カラーミーショップ![]() |
なるべくお金をかけずに始めたい | STORES![]() |
独自の機能を入れて大きくしていきたい | EC-CUBE |
海外にも販売していきたい | Shopify![]() |
です。
ネットショップ運営サービスを決める上で、僕のおすすめは、
「ショッピングモール型ネットショップ運営サービス」と「ASP型ネットショップ運営サービス」両方での出店
です。
- 「ショッピングモール型ネットショップ運営サービス」で売上重視のネットショップ運営。
- 「ASP型ネットショップ運営サービス」でお店のファンを増やしていく。
という方法が、一番効率的で、一番売上を最大化できる方法だと思います。
「ショッピングモール型ネットショップ運営サービス」と「ASP型ネットショップ運営サービス」はお客さんの層が違うので、より幅広い層にアプローチできるのも魅力です。
そして、売上が大きくなってきて、やりたいことが増えてきた時に「ASP型ネットショップ運営サービス」から「独自導入型ネットショップ」に移行していくのがベストな選択だと思います。
ネットショップ運営サービス選びは重要なので、単に「無料だから。」とか「簡単にできそうだから。」とか「デザインがおしゃれだから。」という理由で選ばないでほしいなと思います。
どのネットショップ運営サービスを利用しても、あなたの時間と労力を少なからずかけるわけですから、まずは「ネットショップを運営する目的」を明確にしましょう。
そして、各ネットショップ運営サービスを比較・検討した上で、ご自身の目的にぴったりなサービスを選択して欲しいなと思います。
本気でネットショップの売上を上げていきたいのであれば、絶対に先行投資が必要です。
最初はお客さんにネットショップの存在を知ってもらわないといけないので、広告やSEO対策、ブログなど資金と労力が必要です。
しかし、最初はかけた金額・労力と売上は比例しません。
そこで、諦めてしまう人が多いのですが、「ネットショップをオープンしてから、半年〜1年は売上が1円もない。」という覚悟で、ネットショップを始めてほしいなと思います。(実際にはそこまでかかりませんが。)
ぜひ一緒にネットショップを盛り上げていきましょう!
ネットショップに関して、気になることや分からないことがありましたら、お問い合わせまでお気軽にご連絡くださいね。
以上、ネットショップコンサルタントの「たぶ」でした。
ネットショップ運営サービス選びに関しては、こちらの記事もおすすめです。
ネットショップを開業するための方法を解説しています。商品の仕入れから集客・ブランディングまで順番にご説明しています。
7年以上ネットショップの運営を行ってきて、使い勝手の良い、売り上げを伸ばせるおすすめのネットショップを3種類、ご紹介してしいます。
今回の記事でもご説明した「ネットショップ運営システム3種」の違いを、より詳しく解説しています。