ネットショップの商品画像で必要な枚数と撮り方

ネットショップの商品画像で 必要な枚数と撮り方の実例

こんにちは。ネットショップコンサルタントの「たぶ」(@yusuke_tanaka34)です。

ここ何日かネットショップの商品撮影について記事を書いているのですが、もともとカメラが好きなこともあって、今モーレツに「カメラを片手に散歩したい熱」が盛り上がってきています。(笑)

近々、カメラ片手に鎌倉にでも行ってこようと思います。

さて、本日もネットショップの商品画像に関してのお話。今日のテーマは「ネットショップの商品画像で必要な枚数と撮り方」についてお話ししようと思います。

現在、ネットショップをやられている方は、商品画像の撮り方や枚数はどのような感じで撮影していますか?

ネットショップの運営をしていると、このようなお悩みを相談されることがあります。

たぶくん
ネットショップの商品画像って、どんな画像を何枚くらい撮影すればいいんですか?

確かにネットショップを初めてすぐなんて、どうやって商品画像を撮影すればいいのか、何枚ぐらい商品画像があればいいのかなんて分からないですよね。

Amazonさんなんかは、商品画像に関する規定が多いみたいですね。(特に商品画像の大きさには厳しいみたいです。)

実際、「ネットショップの商品の撮影方法はこう!ネットショップの商品画像は○枚!」といった答えは存在しませんし、「こうやって商品画像を撮影をすれば売れる!」といった正解もありません。

その都度、お客様目線で考えながら試行錯誤を繰り返して、どんどん商品撮影のスキルアップをしていくしかないと思っています。

今回は実際のネットショップでの商品画像を例に、「ネットショップの商品画像で必要な枚数と撮り方」について解説していきます。




ネットショップの商品画像で必要な枚数

ネットショップの商品画像で必要な枚数

ネットショップの商品画像で必要な枚数とは何枚なんでしょうか?

僕が考える答えは、「最低5枚」です。
「最低5枚」とは言っていますが、実際には「商品画像は多ければ多いほうがいい」と思っています。

もちろん同じような商品画像を何十枚も載せても意味はないですが(むしろ見るのが面倒臭いですが)、ネットショップは商品を手に取ってみることができない分、商品画像や商品説明は多すぎるくらいの感覚で載せるべきだと思っています。

その時に必要なのが「お客様の目線」

自分がお客さんとしてその商品を見た時、「どれくらいの商品画像があって、どれくらいの商品説明が載っていれば買おうと思うか。」を考えると、ある程度商品画像の枚数も決まってくるかと思います。

もし僕がお客さんだったら、商品画像が1枚しかないネットショップよりも、いろいろな角度で撮影された商品画像が10枚あるネットショップの方が信頼感と安心感を感じられると思います。

また、ネットショップの場合、たとえ商品画像が多くても、お客さんは商品画像を全部見ないで購入することができるので、「商品画像が多すぎる。」ということはないと考えています。

ZOZOTOWNさんなんかは、普通に1商品につき20枚以上の商品画像があったりします。

しかし、世の中のネットショップは、商品画像が少ないネットショップの方が多いような気がします。

たとえば、

  • 商品の裏側の画像がない。
  • 商品に書いてある文字が見えない。
  • 商品の細かい模様が見えない。
  • 商品の材質が分からない。

というようなネットショップが多いように感じます。

「商品画像が足りない。」ということは、お客さんの不満を招くことになり、知らず知らずのうちにお客さんを逃している可能性があるということです。

すごくもったいないですよね。

なので、商品画像は考えうる限り、できるだけ多く撮影するようにしましょう。




ネットショップの商品画像の撮り方

ネットショップの商品画像の撮り方

次に「ネットショップの商品画像の撮り方」

これも「ネットショップの商品画像はこう撮影する!」みたいな答えはありません。

商品画像の枚数と同じように「お客様の目線」に立って、自分がお客さんだったら、

  • 商品のどこが見たいのか
  • 商品のどこが気になるのか
  • どんな角度の商品画像が見たいのか
  • どんな商品画像があると嬉しいのか

などを考えながら商品画像を撮影する必要があります。

たとえば、洋服の商品画像を撮影する時、必要な商品画像は、

  • 正面・引き
  • 正面・アップ
  • 裏面・引き
  • 裏面・アップ
  • 横・引き
  • 横・アップ
  • ロゴ・アップ
  • 洗濯表示・アップ
  • 着用例
  • 表の生地感
  • 裏の生地感
  • 縫い目
  • ボタンやファスナー部分のアップ

など、考えれば考えるほど、どんどん出てきます。

なるべくならば、全部の商品画像が載っていることにこしたことはありません。

ネットショップという、お客さんが商品を直接触って見ることができないお店の場合、商品画像がお客さんの目や手の変わりになるからです。

「何のためにその商品画像を撮影するのか。」

という目的を明確にし、「お客様目線」に立って商品画像を撮影しましょう。

しかし、撮影しなければならない商品点数によって、1つの商品の撮影にかけられる時間は限られていますよね。

そこで、本当にお客さんが必要としている商品画像を厳選して、できるだけ多くの商品画像を撮影することをおすすめします。

ネットショップの商品画像で必要な枚数と撮り方の実例

ネットショップの商品画像で必要な枚数と撮り方の実例

それでは、次に実際のネットショップでの商品画像を例に、商品画像で必要な枚数と撮り方について考えていきたいと思います。

普段、それぞれの商品画像を撮影する際に、

  1. その商品画像を撮影する目的
  2. カメラの設定
  3. ストロボの設定
  4. 商品画像を撮影する際の注意点

を決めながら撮影しています。

ご自身のネットショップの商品画像を撮影する際の、参考にしていただければと思います。

生地を販売するネットショップの場合

生地を販売するネットショップの場合、どのように商品画像を撮影するのがいいのでしょうか?

僕であれば、商品画像は7枚掲載します。

撮り方としては、

  1. 商品画像1:正面俯瞰
  2. 商品画像2:折り返しアップ
  3. 商品画像3:裏面アップ
  4. 商品画像4:陰影アップ
  5. 商品画像5:生地端左側
  6. 商品画像6:生地端右側
  7. 商品画像7:色展開

を撮影します。各商品画像に目的や注意点なども明記していますので、参考にしてみてください。

商品画像1:正面俯瞰

商品画像1:正面俯瞰

【目的】
どんな生地なのか、模様はどんな感じか、サイズはどれくらいかを伝える。
【カメラ設定】
シャッタースピード:1/100 F値:10 ISO:100 焦点距離:50mm
【ストロボ設定】
1/4
【注意点】
縦の糸目と横の糸目がカメラの枠となるべく垂直・水平になるように撮影する。

商品画像2:折り返しアップ

商品画像2:折り返しアップ

【目的】
生地のハリ感、柔らかさ、カット面の質感を伝える。
【カメラ設定】
シャッタースピード:1/125 F値:5.6 ISO:100 焦点距離:105mm
【ストロボ設定】
1/16
【注意点】
ボケ感を出すために、なるべくギリギリまで寄る。糸が飛び出ているものは切る。ピントは生地の裁ち目に合わせる。

商品画像3:裏面アップ

商品画像3:裏面アップ

【目的】
裏面の色、模様、質感を伝える。
【カメラ設定】
シャッタースピード:1/125 F値:5.6 ISO:100 焦点距離:105mm
【ストロボ設定】
1/16
【注意点】
ボケ感を出すために、なるべくギリギリまで寄る。糸が飛び出ているものは切る。ピントは折り返したカーブのトップに合わせる。

商品画像4:陰影アップ

商品画像4:陰影アップ

【目的】
生地の折り目、質感、光の当たっている部分と当たっていない部分の違いを伝える。
【カメラ設定】
シャッタースピード:1/125 F値:5.6 ISO:100 焦点距離:105mm
【ストロボ設定】
1/16
【注意点】
ボケ感を出すために、なるべくギリギリまで寄る。ライトの明暗をくっきり出す。ピントは山のトップに合わせる。

商品画像5:生地端左側

商品画像5:生地端左側

【目的】
デニム生地なので「耳」と呼ばれる生地端の左側がどうなっているかを伝える。
【カメラ設定】
シャッタースピード:1/100 F値:10 ISO:100 焦点距離:50mm
【ストロボ設定】
1/4
【注意点】
縦の糸目と横の糸目がカメラの枠となるべく垂直・水平になるように撮影する。耳を画像の真ん中に持ってくる。

商品画像6:生地端右側

商品画像6:生地端右側

【目的】
デニム生地なので「耳」と呼ばれる生地端の右側がどうなっているかを伝える。
【カメラ設定】
シャッタースピード:1/100 F値:10 ISO:100 焦点距離:50mm
【ストロボ設定】
1/4
【注意点】
縦の糸目と横の糸目がカメラの枠となるべく垂直・水平になるように撮影する。耳を画像の真ん中に持ってくる。

商品画像7:色展開

商品画像7:色展開

【目的】
同じ品番で他の色がある場合、色展開があることを伝える。
【カメラ設定】
シャッタースピード:1/100 F値:10 ISO:100 焦点距離:50mm
【ストロボ設定】
1/4
【注意点】
縦の糸目と横の糸目がカメラの枠となるべく垂直・水平になるように撮影する。左右の生地のバランスがよい位置で撮影する。

生地の商品画像を撮影する前に、生地には必ずアイロンをかけ、シワを無くしてから撮影します。
生地の性質上、どうしてもシワが取れない場合は、画像加工でシワを消す(もしくは目立たなく)ようにします。

柔らかめの生地やドレープ(垂れ感)が綺麗な生地は、ボディーに当てて(着せつけて)、撮影することもあります。

そうすることで、お客さんがその生地を洋服に仕立てた時のイメージをしてもらう為です。

アクセサリーを販売するネットショップの場合

次に、アクセサリーを販売するネットショップの場合、どのように商品画像を撮影するのがいいのでしょうか?

僕であれば、商品画像は8枚掲載します。

撮り方としては、

  1. 商品画像1:斜め
  2. 商品画像2:斜め裏側
  3. 商品画像3:正面
  4. 商品画像4:裏面
  5. 商品画像5:真上
  6. 商品画像6:ロゴ
  7. 商品画像7:着用画像
  8. 商品画像8:ボックス

を撮影します。こちらも各商品画像に目的や注意点などを明記していますので、参考にしてみてください。

商品画像1:斜め

商品画像1:斜め

【目的】
商品の形状と全体像を伝える。
【カメラ設定】
シャッタースピード:1/100 F値:10 ISO:100
【ストロボ設定】
1/4
【注意点】
指輪の前面にピントが合うようにする。指輪の奥側も入るように写す。

商品画像2:斜め裏側

商品画像2:斜め裏側

【目的】
商品の裏側を見せる。
【カメラ設定】
シャッタースピード:1/100 F値:10 ISO:100
【ストロボ設定】
1/4
【注意点】
指輪の前面にピントが合うようにする。指輪の切れ目の奥側も写す。

商品画像3:正面

商品画像3:正面

【目的】
違う角度から見た場合、どの程度見た目に変化があるかを伝える。
【カメラ設定】
シャッタースピード:1/100 F値:10 ISO:100
【ストロボ設定】
1/4
【注意点】
指輪の前面にピントが合うようにする。指輪の垂線をカメラの枠と平行になるように写す。

商品画像4:裏面

商品画像4:裏面

【目的】
先ほどとは違う角度で商品の裏側を見せる。
【カメラ設定】
シャッタースピード:1/100 F値:10 ISO:100
【ストロボ設定】
1/4
【注意点】
指輪の前面にピントが合うようにする。指輪の垂線をカメラの枠と平行になるように写す。

商品画像5:真上

商品画像5:真上

【目的】
真上から見た場合の、指輪の形状や円の形を伝える。
【カメラ設定】
シャッタースピード:1/100 F値:10 ISO:100
【ストロボ設定】
1/4
【注意点】
真上から撮影する。影がなるべく左右均等に入るようにする。

商品画像6:ロゴ

商品画像6:ロゴ

【目的】
商品にロゴなどが入っている場合、ロゴを見せる。
【カメラ設定】
シャッタースピード:1/100 F値:10 ISO:100
【ストロボ設定】
1/4
【注意点】
ロゴなどが入っていることが分かるように写す。ピントに気をつける。

商品画像7:着用画像

商品画像7:着用画像

【目的】
着用画像を撮影することで、購入後のイメージを伝える。
【カメラ設定】
シャッタースピード:1/100 F値:10 ISO:100
【ストロボ設定】
1/4
【注意点】
商品を着用した手も含めて、バランス良く撮影する。
※この画像では商品画像1〜6とは違う指輪を使用しています。

商品画像8:ボックス

商品画像8:ボックス

【目的】
どのような包装で商品が届くかを伝える。
【カメラ設定】
シャッタースピード:1/100 F値:10 ISO:100
【ストロボ設定】
1/4
【注意点】
ボックスの色が白い場合は色飛びに注意する。なるべくボックスの垂線をカメラの枠と平行になるように写す。

アクセサリーの商品画像を撮影する前に、アクセサリー専用の布で磨き、なるべく汚れや指紋を消してから撮影します。
どうしても汚れや指紋が取れない場合は、画像加工で汚れや指紋を消す(もしくは目立たなく)ようにします。




まとめ

今回は「ネットショップの商品画像で必要な枚数と撮り方」ということで、実際のネットショップでの商品画像の撮影を例に、必要な枚数を撮り方をご紹介してきました。

僕であれば、ネットショップの商品画像はだいたい7枚〜10枚程度、撮り方は考えうるすべてのパターンを撮影します。

ネットショップの商品画像を撮影する際に、一番大事なことは、

お客さん目線で考えること

そして、実際に商品画像を撮影する際には、

  1. その商品画像を撮影する目的
  2. カメラの設定
  3. ストロボの設定
  4. 商品画像を撮影する際の注意点

をしっかりと考え試行錯誤してみて、「これがいい!」と思ったものはマニュアル化して、全スタッフがほぼ同じように商品撮影ができる仕組みを作っています。

ネットショップは商品画像の良し悪しが売上に大きく影響してきます。

お客さんに「買いたい!」と思ってもらえるような商品画像が撮影できるよう、頑張っていきましょう!

ネットショップの商品画像や商品撮影に関して、気になることや分からないことがありましたら、お問い合わせまでお気軽にご連絡くださいね。

以上、ネットショップコンサルタントの「たぶ」でした。

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ABOUTこの記事をかいた人

通称:たぶ
30代中頃、東京都在住。
ネットショップコンサルタント。
EC-CUBE、ASP、ショッピングモールなど各種ネットショップでの売上UPが得意。
アパレル系のネットショップの売上を4倍に増やし、月商900万円、年商1億円を達成。
ネットショップ運営の数なら誰にも負けません。
最近、ポメラニアンが気になる。
炊きたての白米が何もよりも好き。