ネットショップの商品撮影におけるズームレンズとマクロレンズの違い

ネットショップの商品撮影における ズームレンズとマクロレンズの違い

こんにちは。ネットショップコンサルタントの「たぶ」(@yusuke_tanaka34)です。

先日、ネットショップの商品撮影で使う機材に関する記事を書きましたが、今回はその中でも「レンズ」について書いていきたいと思います。

カメラマンの方やカメラが趣味の方は知っていると思いますが、「マクロレンズ」って普通のレンズとどれぐらい違うかご存知ですか?

ネットショップの運営をしていて、よく相談を受けるのがこのお悩み。

たぶくん
ネットショップの商品撮影をしていて、ピアスや指輪がぼやけるのですが、なぜでしょうか?

そうなんですよ。一般的なレンズだと、小さな商品はぼやけてしまうんです。

ネットショップに小さな商品を置いていないお店には、「ズームレンズ」をおすすめしているんですが、指輪やピアスなどの小さな商品を扱っているネットショップには、必ず「マクロレンズ」の購入をおすすめしています。(と言いますか、「マクロレンズ」がないと、ピントがバッチリあった商品画像が撮影できないんです…)

ネットショップは商品画像が重要です!そして、その商品画像の明暗を握っているのが、今回ご紹介する「レンズ」なのです。

この記事では「ズームレンズとマクロレンズ、何が違うの?」というところを中心に、「おすすめのマクロレンズ」までお話ししていきたいと思います。

今回はネットショップでの商品撮影を想定して「ネットショップの商品撮影におけるズームレンズとマクロレンズの違い」をご紹介していきますね。




「ズームレンズ」と「マクロレンズ」とは

「ズームレンズ」と「マクロレンズ」

まず、「デジタル一眼レフカメラ」には「交換レンズ」というものをくっつけて撮影します。(スマホやコンパクトカメラはすでにレンズがくっついているので、交換できないですよね。)

その「交換レンズ」は大きく分けて2種類に分類することができます。

  • ズームレンズ
  • 単焦点レンズ

「ズームレンズ」は、レンズにズーム機能がついており、距離が近い場合やあまりぼやけさせない場合はそのまま、少し離れた場合や背景をぼやけさたい場合に、ズームにして撮影します。

「ズームレンズ」は、中くらいの商品から大きい商品まで撮影できるので、オールマイティーなレンズです。

スマホやコンパクトカメラでズームにしてしまうと画質が荒れたりするのですが、「デジタル一眼レフカメラ」はさすが高級なだけあって、ズームをしてもかなり綺麗に撮影できます。

これに対して、ズーム機能がなく、撮影できる距離が決まっているレンズを「単焦点レンズ」といいます。

先ほどからちょいちょい出てきている「マクロレンズ」も、この「単焦点レンズ」の一種です。

「単焦点レンズ」は被写体がくっきり、背景がぼけぼけといった、プロのような写真を撮る時にぴったり。商品撮影ではなく、カメラを楽しむのであれば、「単焦点レンズ」がおすすめです!

「マクロレンズ」とは、その名の通り「巨大に写すことができるレンズ」です。(巨大。笑)

小さな商品を撮影する時、なるべく大きく写したいので商品にぶつかるんじゃないかっていうくらい近づいていくと、カメラはピントが合わなくなるんです。

それはレンズ1つ1つに「焦点距離」というものが決まっているから。

レンズの商品名に「EF24-105mm F4L IS USM」みたいな感じで書いてあるのを見たことあります?

この「24-105mm」という部分が「焦点距離」です。この「焦点距離」の数字が小さいほど広々とした写真になり、数字が大きいほどアップの写真になります。

「マクロレンズ」は「ズームレンズ」に比べて、商品に近づくことができるので、小さい商品でもピントの合った画像を撮影することができます。

実際に目で見るよりも細かい描写ができるので、最初にマクロレンズを使った時は感動しました。

マクロレンズは遠くの被写体を撮影することもできるので、「マクロレンズ万能説」まで出ています。




「ズームレンズ」と「マクロレンズ」の違い

ズームレンズとマクロレンズの違い

それでは、次に実際に商品を撮影した画像を比較しながら、「ズームレンズ」と「マクロレンズ」との違いを見ていきましょう。

今回の商品画像比較に使った機材はこちら。

商品画像比較に使ったカメラの設定はこちら

  • シャッタースピード:1/100
  • F値(絞り):F10
  • ISO:100

この機材と設定で、「スワロフスキー」と「ピアス」を撮影して、「ズームレンズ」と「マクロレンズ」の違いをご説明しますね。

スワロフスキーを撮影した場合

直径5mmのスワロフスキーを撮影してみました。

ズームレンズで撮影したスワロフスキー

ズームレンズで撮影したスワロフスキー

マクロレンズで撮影したスワロフスキー

マクロレンズで撮影したスワロフスキー

まったく同じ環境で、オートフォーカスでピントが合うギリギリまで近づいています。画像加工もしていませんし、カメラ・ストロボの設定もまったくいじっていません。

「マクロレンズ」で撮影したスワロフスキーのほうが、「ズームレンズ」で撮影したスワロフスキーより、3倍くらい大きく写っていますね。

こうやってみると、「こんな感じかぁ…」と思いますが、これを画像加工して、同じ大きさで切り抜くと、その差は一目瞭然です。

スワロフスキーが写っている大きさもそうですが、暗さの違いも注目したいところです。画像を比較すると、「マクロレンズ」の方が、暗く写っていることが分かります。

まったく同じ環境で撮影して、「ズームレンズ」と「マクロレンズ」でこれくらいの差があります。

ピアスを撮影した場合

次に、モチーフ部分の大きさが直径5mmのピアスを撮影してみました。

ズームレンズで撮影したピアス

ズームレンズで撮影したピアス

マクロレンズで撮影したピアス

マクロレンズで撮影したピアス

こちらのピアスも、まったく同じ環境でオートフォーカスでピントが合うギリギリまで近づいて撮影しています。カメラ・ストロボの設定はまったくいじっておらず、画像加工もしていません。

こちらも「マクロレンズ」で撮影したピアスのほうが、「ズームレンズ」で撮影したピアスより、3倍近い大きさで撮影できていますね。

これくらい引いて見ると、「ズームレンズ」も「マクロレンズ」もピントがばっちり合っているように見えるのですが、拡大してみると、実は「ズームレンズ」の方はピントがばっちり合っていません。(もちろんレンズのオートフォーカスは「ピピッ」といいましたよ。)

撮影した時は、カメラのディスプレイで確認して、「ちゃんとピントが合っているな。」と思ったのですが、パソコンで画像加工をしている時に、「あれ?ピントが合ってないぞ?」という事に気づきました。

商品が1点や2点ならまた撮り直せばいいですが、商品が何十点もあったら、かなりのタイムロスになってしまいます。

何回か撮影しても、5mmのピアスにばっちりピントを合わせることができなかったので、レンズの限界なんだと思います。

そこで「マクロレンズ」に変えてみたら、一発で綺麗な画像を撮影することができました。

やはり小さな商品を撮影する時の「マクロレンズ」はすごいですね。

「ズームレンズ」と「マクロレンズ」の拡大画像の違い

「ズームレンズ」と「マクロレンズ」の拡大画像の違い

それでは、上記で撮影したスワロフスキーとピアスの画像を加工して切り取って見ますね。

ズームレンズで撮影したスワロフスキーの拡大画像

ズームレンズで撮影したスワロフスキーの拡大画像

マクロレンズで撮影したスワロフスキーの拡大画像

マクロレンズで撮影したスワロフスキーの拡大画像

同じ大きさにトリミングしています。拡大してみると、これくらい違うんですよ!

次にピアスを比較してみます。

ズームレンズで撮影したピアスの拡大画像

ズームレンズで撮影したピアスの拡大画像

マクロレンズで撮影したピアスの拡大画像

マクロレンズで撮影したピアスの拡大画像

こちらのピアスも同じ大きさにトリミングしています。

トリミングする前は分からなかったのですが、「ズームレンズ」はピアスのモチーフ部分にピントが合っていません。

「マクロレンズ」はピアスのモチーフ部分にピントがばっちり合っているんです。

この差は大きいですよね!




まとめ

今回は「ネットショップの商品撮影におけるズームレンズとマクロレンズの違い」をご紹介してきました。

やはりネットショップの商品撮影をするなら、

  • 中〜大きい商品:「ズームレンズ」
  • 小さい商品:「マクロレンズ」

ですね!

オススメのレンズは、

です。

プロのカメラマンも使用しており、知り合いのプロカメラマンにも確認してから購入したので、間違いありません。

商品画像の良し悪しでネットショップの売上も大きく変わってきます。

商品の細部をしっかりと撮影できるということは、かなり重要。

商品を魅力的に撮影できれば、お客さんに「買いたい!」と思っていただけるので、ぜひ撮影に必要な機材を揃えて、魅力的なネットショップにしてきましょう!

ネットショップの商品撮影や撮影機材に関して、気になることや分からないことがありましたら、お問い合わせまでお気軽にご連絡くださいね。

以上、ネットショップコンサルタントの「たぶ」でした。

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ABOUTこの記事をかいた人

通称:たぶ
30代中頃、東京都在住。
ネットショップコンサルタント。
EC-CUBE、ASP、ショッピングモールなど各種ネットショップでの売上UPが得意。
アパレル系のネットショップの売上を4倍に増やし、月商900万円、年商1億円を達成。
ネットショップ運営の数なら誰にも負けません。
最近、ポメラニアンが気になる。
炊きたての白米が何もよりも好き。