送料は安い方がいい?ネットショップでおすすめの配送方法6選

送料は安い方がいい?ネットショップでおすすめの配送方法6選




こんにちは。ネットショップコンサルタントの「たぶ」(@yusuke_tanaka34)です。

今日は『送料は安い方がいい?ネットショップでおすすめの配送方法6選』をご紹介していこうと思います!

今回の記事は、

  • これからネットショップを開く方
  • ネットショップの配送料でお悩みの方
  • ネットショップの配送方法が他にもないか探している方

におすすめです!

これからネットショップを始める方やネットショップの担当者さんに、よくこんな質問をいただきます。

ネットショップを始める人
ネットショップの配送方法ってどうしていますか?おすすめの配送方法ってありますか?
ネットショップ担当者
今の配送方法がちょっと高いんですが、他に送料が安い配送方法ってありますか?

そうですよね。ネットショップは固定費が抑えられるのがメリットですが、その半面、配送料がかかってしまうのがネック…

ネットショップを運営するのであれば、配送方法と送料は大きな問題です。

この記事に書いてある『送料は安い方がいい?ネットショップでおすすめの配送方法6選』を読めば、目的に応じた最適な配送方法が選べます!

結論から先に言ってしまうと、おすすめの配送方法第1位は「日本郵便」さんの「クリックポスト」。

ただ「クリックポスト」の場合、集荷には来てくれません。なので、目的に応じて、配送方法を使い分けてくださいね!

それでは、実際に『ネットショップでおすすめの配送方法6選』をご紹介していきますね。




ネットショップの配送方法について

ネットショップの配送方法について

ネットショップを始めようと思った時に、まずは決めなければいけないことが3つ。

  1. ネットショップ運営サービス
  2. 決済方法
  3. 配送方法

その中でも、「配送方法」を決めることは、けっこう重要な問題です。

ネットショップのお客さんは、「送料無料」「配送料の金額」によって、商品を購入するかどうかを決めているというデータが出ています。

【ネットショッピングの定着と消費者向けビジネスの構造変化|株式会社野村総合研究所】
https://www.nri.com/-/media/Corporate/jp/Files/PDF/news/newsrelease/cc/2016/160421_1.pdf

こちらのデータを見てみると、

  • 送料が安いこと(無料であること) 72.2%〜73.3%

と、多くのネットショップ利用者が、配送料を「ネットショップを選ぶ際の必須条件」に挙げています。

それに対し、

  • とにかく早く届く 40%

と、「配送の早さ」はあまり重要視されていません。

【オンラインショッピングの配送に対する意識|ニールセンデジタル株式会社】
https://www.netratings.co.jp/news_release/2017/07/Newsrelease20170719.html

また、こちらのデータでは、

  • 一定金額以上購入すると、配送が無料になる 72%
  • 早く届かなくても良いので、送料が無料になる 72%

と、「配送の早さ」よりも「配送の金額」「送料無料」を重視していることが分かります。

ネットショップを始めるにあたって、どれだけ配送料が重要かが分かりますね。

こちらのデータでは、「送料無料」ではなかった場合、「50%」が購入を中止するという恐ろしいデータも。

【ネット通販の利用状況を調査!送料はいくらまで許せる?|市場調査メディア ホノテ】
https://honote.macromill.com/report/20180824/

それくらい、ネットショップの「配送方法」を決めることは重要なのです。

配送料の値上がり問題

配送料の値上がり問題

配送料は、ここ数年値上がり傾向にあります。

2017年10月のヤマト運輸の値上げに始まり、佐川急便・日本郵便も配送料の値上げを行いました。

【ヤマト運輸|10月1日。宅急便の値上げをいたしました。ご理解とご協力を、お願いいたします。】
http://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/ad/1001/

【佐川急便|環境変化に伴う運賃等改定のお知らせ】
http://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/ad/1001/

【日本郵便|2019年10月1日(火)から郵便料金などが変わります。】
https://www.post.japanpost.jp/service/2019fee_change/index.html

現状では、多くのネットショップが配送料をお客様から頂いていますが、ゆくゆく

  • 「送料無料」イベントを行う。
  • 一定金額以上送料無料

などを行っていくことを考えると、配送料の値上げは大きな問題です。

また、上記の「配送料で商品を購入するかどうかを決める」というデータから考えても、配送料は安いに越したことはありません。

なるべくサービスの質を落とさず、配送料の安い配送方法を今回はご紹介していきたいと思います。




配送方法の種類(メール便と宅配便の違い)

配送方法の種類(メール便と宅配便の違い)

ネットショップで使う配送方法は、主に2種類あります。

  • メール便
  • 宅配便

「メール便」は、小さな荷物をポスト投函で届けてくれるサービスです。

ポスト投函なので、再配達などの手間が少ない代わりに、料金が安いという便利なサービスです。

ネットショップでは、最近けっこうよく使われているサービスですね。

「宅配便」は僕らがイメージする配送方法です。

集荷に来てくれる、もしくは営業所やコンビニなどに梱包した商品を持っていき、商品を送ります。

だいたい翌日~翌々日くらいにはお客様のもとに商品が到着し、日時指定や代金引換なども利用することができます。

サービスは充実していて、いろいろなオプションをつけることができるのですが、配送料が高いのがネックです。

メール便と宅配便の違いについて、一覧で比較するとこんな感じです。

【メール便と宅配便の違い】

メール便宅配便
メリット
  • 配送料が安い
  • 受取人がいなくても荷物が受け取れる(ポスト投函)
  • 到着までの日数が短い
  • 日時指定ができる
  • 代金引換ができる
  • 紛失や破損の補償がある
  • 領収書や請求書などの信書を送ることができる。
デメリット
  • 到着までの日数が長め
  • サイズが決まっている
  • 日時指定ができない
  • 代金引換ができない
  • 紛失や破損の補償がない
  • 領収書や請求書などの信書を送ることができない。
  • 配送料が高い
  • 受取人の印鑑(サイン)が必要

単純に比較すると、「宅配便」の方がメリットが多いわけですが、そのメリットをすべてひっくるめても「配送料が安い」というのはメール便の大きなメリットになるわけです。

上記のデータからも分かるように、お客さんにとっては「配送料が安い」ことが、ネットショップで商品を買うかどうかの大きな要因になっているんですね。

それでは、実際に「おすすめの方法6選」を見ていきましょう。

おすすめの配送方法6選

おすすめの配送方法6選

おすすめの配送方法は、

おすすめの配送方法6選
  1. おすすめの配送方法 第1位:クリックポスト
  2. おすすめの配送方法 第2位:エコ配
  3. おすすめの配送方法 第3位:レターパックプラス
  4. おすすめの配送方法 第4位:ネコポス
  5. おすすめの配送方法 第5位:ゆうパック
  6. おすすめの配送方法 第6位:飛脚宅配便

です。

今まで利用してきた配送方法や各取引先が使っている配送方法を比較した結果、上記のような結果となりました!

各配送方法の詳細は、下の方に読み進めていってください。

ネットショップの配送方法を決める上で大事な要素は、

  • 送料
  • サイズ(厚み)
  • 集荷の有無

が挙げられます。

各配送方法の比較表を作成しましたので、チェックしてみましょう。

【各配送方法の比較表】

配送方法送料サイズ厚み集荷
クリックポスト185円340×250mm30mm×
エコ配490円80cm以内
レターパックプラス520円340×248mm×
ネコポス378円312×228mm25mm
ゆうパック690円60cm以内
飛脚宅配便756円60cm以内

※サイズは最小サイズで掲載しています。

配送方法を決める上で、一番重要になってくるのは「厚み」

発送する商品の「厚み」によって、使える配送方法が変わってきます。

「厚み」が3cm以内であれば、だいたいのものが「クリックポスト」で送れます。

それ以上になってくると、「宅配便」として送らないといけないので、配送料が大幅に上がってしまうんですね。

それでは、おすすめの配送方法6選の「各配送方法の特徴」を見ていきましょう。




おすすめの配送方法6選の各配送方法の特徴

おすすめの配送方法6選の各配送方法の特徴

配送方法を決める上で、先ほどご紹介した

  • 送料
  • サイズ(厚み)
  • 集荷の有無

以外にも、気をつけなければいけない点がいくつかあります。

例えば、

  • 重さ
  • 補償の有無
  • 決済方法
  • 梱包材

などの制約がある配送方法もあります。

ここからは、配送方法の特徴を個別に見ていきます。

配送する商品や使用する用途に合わせて、最適な配送方法を選んでください。

おすすめの配送方法 第1位:クリックポスト

おすすめの配送方法 第1位:クリックポスト
サービス名クリックポスト
運営会社日本郵便株式会社
配送料185円(税込)
サイズ25cm×34cm以内
厚さ3cm以内
重さ1kg以内
決済方法クレジットカード
Yahoo!ウォレット / Amazon Pay
配達日数1~2日
配送日時指定×
追跡
補償×
特徴・配送料の請求をまとめられない。
・「Yahoo!ウォレット」か「Amazon Pay」の登録が必要。

「クリックポスト」は僕自身も、取引先もよく使っている配送方法です。

「厚み」が3cm以内でA4サイズ程度の商品の場合、「クリックポスト」が最安値です。

クリックポストの専用サイトで申し込みをして、プリンターでラベルを印刷、ダンボールにラベルを貼ってポストに投函するだけなので、とっても簡単です。

商品の追跡もできるので、安心。

185円でこのサービスはすごいですよ!

【クリックポストのメリット・デメリット】

メリット
  • 3cmの厚みで最安値
  • ポスト投函で送れる
デメリット
  • 集荷に来てくれない
  • 配送料の請求をまとめられない
  • 補償がない

「クリックポスト」は、ポストに投函するか、郵便局に持っていく必要があります。

安さを取るか、便利さを取るかというところなのですが、ネットショップを始めた当初~月商100万円ぐらいまでなら、「クリックポスト」がおすすめです。

「クリックポスト」のデメリットとしては、配送料の請求をまとめられないんですよね。

1回の配送で、1回決済されます。

例えば、100回配送があったら、クレジットカードの利用明細が100行になります。

ここは「クリックポスト」の1番のデメリットですかね。

また、今まで一度も紛失や破損したことはないのですが、もし万が一のことがあった場合は、補償されないのでお気をつけください。

ちなみに僕は「クリックポスト」用の段ボールは「ダンボールワン」さんの段ボールを使っています。

「クリックポスト」のジャストサイズなので、とっても便利です。

「クリックポスト」を使用するには、「Yahoo! JAPAN ID」の登録と「Yahoo!ウォレット」もしくは「Amazonアカウント」で利用ができるようになります。

「Amazonアカウント」での登録は2019年になって使えるようになったので、僕は「Yahoo!ウォレット」で利用しています。

「Yahoo!ウォレット」は、最初にクレジットカードの登録をしなければいけないのですが、最初のひと手間だけなので、2回目以降はらくちんです。

おすすめの配送方法 第2位:エコ配

おすすめの配送方法 第2位:エコ配
サービス名エコ配
運営会社株式会社エコ配
配送料490円~1,590円(税抜)
サイズ3辺の合計が80cm未満
厚さ指定なし
重さ指定なし
決済方法口座振替・銀行振込・コンビニ払い
配達日数1~7日
配送日時指定日付指定可・時間指定不可(9:00~18:00内に配達)
追跡
補償30万円まで
特徴・80サイズだと最安値。
・「ecoエリア」以外から発送ができない。

「エコ配」も、取引先でよく使われている配送方法です。

ヤマト運輸・佐川急便・日本郵便の大手3社より送料が安いのが特徴です。

例えば、80サイズの商品を東京23区から東京23区に送付した場合、

配送方法エコ配ヤマト運輸佐川急便日本郵便
配送料金(税込)530円1,123円1,026円1,010円

と、めちゃくちゃ安いです。

ただ、東京23区から沖縄に送付する場合は「1,590円」なので、そこまで安いわけではないです。

なので、料金表を確認して、他の配送業者より安い場合は、おすすめです。

【エコ配料金表】
https://www.ecohai.co.jp/description_of_item

「エコ配」は、3辺の合計が80cm未満のサイズのみ、送付することができます。

それ以上のサイズは送ることができないんですね。

配送方法は、商品を梱包して、エコ配伝票もしくはプリンターでラベルを印刷し、ダンボールにラベルを貼って集荷依頼をします。

商品を取りに来てくれるのも便利ですよね。

もちろん商品の追跡もできます。

【エコ配のメリット・デメリット】

メリット
  • 80サイズなら最安値
  • 宅配便と同じ80サイズまで送ることができる
デメリット
  • 使える地域が決まっている
  • 時間指定ができないこと
  • 代金引換・着払いができない
  • クレジットカード決済ができない
  • 80サイズ未満のみ

特に、使える地域が決まっているのは大きなデメリットですね。

「集荷エリア」と呼ばれる、東京23区・名古屋・大阪の一部地域からしか発送することができません。

「集荷エリア」に関しては、下記のページをご覧ください。

【エコ配集荷エリア】
https://www.ecohai.co.jp/cargo_delivery_area

ただ、取引先もよく使っているのですが、だいぶ重宝しています。

あまり80サイズ以上の商品を送ることがないからかもしれませんが、これだけ価格を抑えられてこの金額なら、とっても大満足です。

集荷エリア内であれば、「クリックポスト」と「エコ配」でほとんどの商品が送れちゃいます。

おすすめの配送方法 第3位:レターパックプラス

おすすめの配送方法 第3位:レターパックプラス
サービス名レターパックプラス
運営会社日本郵便株式会社
配送料520円(税込)
サイズ248mm×340mm以内(A4サイズ)
厚さ専用封筒に入ればOK
重さ4kg以内
決済方法郵便局で梱包資材を購入
配達日数1~2日
配送日時指定×
追跡
補償30万円まで
特徴・専用封筒を事前に買う必要がある。
・対面での受け渡し。
・厚みが3cm以上でも可。

「レターパックプラス」は、商品の厚みが3cm以上あって、お届け先が「エコ配」の「ecoエリア」外の場合によく使います。

全国一律料金(520円)というのが、よく使っている理由です。

特に北海道や沖縄に商品を送る時に重宝しています。

北海道や沖縄だと、最小の60サイズでも1,000円を超えてくるので。

配送方法は、郵便局で買ってきた専用封筒に宛名を書き、梱包して郵便局に持っていきます。

「レターパックプラス」は集荷もしてくれます。

ポストに投函もできるのですが、ポストに投函できるサイズということは、「クリックポスト」に入る大きさだと思うので、その場合は「クリックポスト」を使用します。

もちろん、追跡サービスもついています。

【レターパックプラスのメリット・デメリット】

メリット
  • 全国一律料金(520円)
  • 厚みが3cm以上でも可
  • 集荷・ポスト投函・持ち込みに対応
デメリット
  • 専用封筒が薄くて弱い
  • 事前に専用封筒を買う必要がある
  • 補償がない

「レターパックプラス」のデメリットは、事前に専用封筒を購入しないといけないこと。

先にお金が出て行ってしまうので、最初は少しキツいかもしれません。

郵便局に足を運ぶのは時間がかかるので、僕はAmazonで20枚ずつ購入しています。

Amazonだと「配送料無料」なのが嬉しいところです。

「レターパックプラス」の専用封筒は厚紙で出来ていて、ダンボールより心もとない感じです。

なので、梱包はしっかりしましょう。

プチプチなどで厳重に包むことをおすすめします。

プチプチはいつも「アスクル」さんで購入しています。

「1,000円以上送料無料」なのが嬉しいんですよね。

あまり紛失や破損することはないのですが、もし万が一のことがあった場合、「レターパックプラス」は損害補償がないので、お気をつけください。

「520円」なので、ちょっとは補償してほしいところですけどね。。。

また、「レターパックプラス」は、信書を送ることができます。

「信書」とは、納品書・領収書・注文書などの書類のこと。

「メール便」は信書を送ることができないので、商品と一緒に信書を送りたい場合は、「レターパックプラス」がおすすめです。

おすすめの配送方法 第4位:ネコポス

おすすめの配送方法 第4位:ネコポス
サービス名ネコポス
運営会社ヤマト運輸株式会社
配送料378円(税込)
サイズ31.2cm×22.8cm以内(角形A4サイズ)
厚さ2.5cm以内
重さ1kg以内
決済方法現金
掛売(請求書払い)
電子マネー
クレジットカード
クロネコメンバーズ電子マネーカード
配達日数翌日
配送日時指定×
追跡
補償3,000円まで
特徴・厚さが「2.5cm」まで
・毎月たくさん送る場合は割引あり

「ネコポス」は店舗を持っていたり、大きめの会社でよく使われる配送方法です。

やっぱり「集荷に来てくれること」と「毎月たくさん送る場合の割引」がメリットみたいですね。

ヤマト運輸さんと契約している取引先は、だいたい「ネコポス」を使っています。

配送方法は、ヤマト運輸さんが運営している送り状発行システム「送り状発行ソフトB2」または「送り状発行システムB2Web」を利用して、プリンターでラベルを印刷します。

梱包した商品のダンボールにラベルを貼って、担当のセールスドライバーさんに集荷のお願いをします。

近くにヤマトさんの営業所があれば、持ち込んでもOK!

持ち込むと100円割り引いてくれます。

「送り状発行ソフトB2」と「送り状発行システムB2Web」の違いは、インストールするかヤマトさんにアクセスしてやるかの違いです。

印刷する送り状はヤマトさんのセールスドライバーさんに伝えると、無料でもらうことが出来ます。

もちろん他の配送方法と同じく商品の追跡もできます。

【ネコポスのメリット・デメリット】

メリット
  • 配送日数が翌日
  • 宅配便より値段が安い
  • 集荷に来てくれる
  • 毎月たくさん送ると割引
デメリット
  • ヤマト運輸との契約が必要
  • 補償金額が3,000円
  • 厚みが2.5cmまで

金額やサービス内容を比較すると、ちょうど「宅配便」と「クリックポスト」の間といったところ。

ただ、厚みが「2.5cm」までなので、配送する商品数が多くない場合は、「クリックポスト」の方がいいと思います。

商品数が多い・ポストや郵便局が近くにない場合は、「ネコポス」も選択肢に入って来ますね。

また、配送日数が翌日着というのは嬉しいですね。

「配送日数が早い方がいい。」というお客様もいるので、そういう場合は「ネコポス」を使ってもいいかもしれません。

ヤマト運輸のサービスの中でも、「宅急便コンパクト」は専用のBOXがあるのですが、なぜかネコポスは専用BOXがないんですよね。

なので、ネコポスを利用する際は、下記のダンボールがおすすめ。

補償金額は「3,000円」まで。ちょっと少ないですよね…

ネコポスを利用する際は、補償金額も頭に入れた上で利用したいですね。

おすすめの配送方法 第5位:ゆうパック

おすすめの配送方法 第5位:ゆうパック
サービス名ゆうパック
運営会社日本郵便株式会社
配送料810円〜3,160円(税込)
サイズ60・80・100・120・160・170サイズ(3辺合計)
厚さ指定なし
重さ25kg以下
決済方法現金払い
切手払い
料金後納
料金計器別納
着払い
配達日数1〜2日
配送日時指定
  1. 午前中
  2. 12時頃~14時頃
  3. 14時頃~16時頃
  4. 16時頃~18時頃
  5. 18時頃~20時頃
  6. 19時頃~21時頃
  7. 20時頃~21時頃
追跡
補償30万円まで(+370円で50万円まで)
特徴・持ち込むと-120円
・ゆうパックスマホ割アプリで-180円

「ゆうパック」は個人でネットショップをやられている方で、発送する商品数が少なく、大きめの荷物を送る時によく使われる配送方法です。

近くに郵便局があって、1日の出荷数が5個くらいまでだと「ゆうパック」がいいと思います。

郵便局に持ち込みすると、120円割り引かれるのが大きいです。

例えば、810円から120円引くと「690円」になるので、ヤマトさん・佐川さんより安くなります。

大手3社の中では一番安い佐川さんでも「756円」なので、約60円安く発送することができます。

また、「ゆうパックスマホ割アプリ」を使えば180円引きなので、「630円」まで配送料を下げることができます。

佐川さん・ヤマトさんも持ち込みで100円割引をしてくれますが、営業所の数が少なく、郵便局はけっこういろんなところにあるので、割引が受けやすいのがメリットですね。

他にも、「ゆうパック」は、

  • 郵便局受取割引
  • 継続利用割引
  • 同一あて先割引
  • 複数口割引

など、割引制度が充実しているのも嬉しいですよね。

【ゆうパック|お得な割引】
https://www.post.japanpost.jp/service/you_pack/advantage/toku.html

「ゆうパック」の配送方法は、郵便局で発送伝票をもらい、送り先を記入します。

商品を梱包したら、記入した発送伝票を貼り付けて、集荷依頼または郵便局・コンビニに持ち込むだけです。

発送伝票は郵便局以外にも、コンビニやドライバーさんからももらうことができます。

ただ、ドライバーさんからもらうと、ドライバーさんに待ってもらわないといけないので、郵便局かコンビニでもらっておくといいかもしれません。

また、「Webゆうパックプリント」で自宅で印刷することができます。

【Webゆうパックプリント】
https://www.post.japanpost.jp/web-yu-packprint/

「Webゆうパックプリント」を使えば、発送したお客さんの住所や配送状況を確認できるので、便利です。

ただ、「Webゆうパックプリント」で印刷した場合、ゆうパック取扱所またはコンビニでは受けつけてもらえないので、お気をつけください。(集荷はしてくれます。)

ちなみに、アプリでも宛名ラベルを作成できます。

【日本郵便アプリ あて名ラベル作成機能】
https://www.post.japanpost.jp/ap_print/index.html

ただ、アプリでラベルを作った場合、結局、郵便局に持って行かないといけないので、「Webゆうパックプリント」が一番便利ですね。

もちろん「ゆうパック」も商品の追跡は可能です。

【ゆうパックのメリット・デメリット】

メリット
  • 割引を適用すると大手3社で最安値
  • 郵便局が多い
  • 集荷に来てくれる
  • 当日配送してくれる(一部地域のみ)
デメリット
  • 「クリックポスト」や「エコ配」と比べると高い
  • 発送伝票の場合、準備が手間

「ゆうパック」は宅配便なので、かなり自由度が高く、サービスも充実しています。

「他の配送方法は心配…」という方は、「ゆうパック」で送付すれば間違いないと思います。

僕はけっこう60サイズで送ることが多く、60サイズのダンボールをよく使います。

ダンボールも60サイズ以上だと「アスクル」さんが安いですね。

アスクル」さんは「1,000円以上送料無料」なので、よく頼みます。

「ゆうパック」は一部地域のみですが、基本運賃のみで当日配送してくれるという、神のようなサービスがあります。

【当日配達ゆうパック】
https://www.post.japanpost.jp/service/you_pack/current_day.html

午前中に集荷もしくは郵便局に持ち込めば、当日中に配達してもらえるんですね!

便利な世の中やぁ・・・

かなり急ぎの時は、当日配送を利用してみるといいかもです。

おすすめの配送方法 第6位:飛脚宅配便

おすすめの配送方法 第6位:飛脚宅配便
サービス名飛脚宅配便
運営会社佐川急便株式会社
配送料756円〜2,463円(税込)
沖縄への発送は問い合わせ
サイズ60・80・100・140・160サイズ(3辺合計)
厚さ指定なし
重さ2kg〜30kg
決済方法現金払い
売掛払い(法人のみ)
着払い
配達日数1〜3日
配送日時指定
  1. 午前中(8時〜12時)
  2. 12時頃~14時頃
  3. 14時頃~16時頃
  4. 16時頃~18時頃
  5. 18時頃~20時頃
  6. 18時頃~21時頃
  7. 19時頃~21時頃
追跡
補償30万円まで
特徴・持ち込むと-100円
・基本料金は大手3社で最安値

「飛脚宅配便」は、会社でネットショップを運営していて、発送する商品数が多い場合によく使われる配送方法です。

取引先も「飛脚宅配便」を使っているところは多いですね。

「ネコポス」を使っているところはヤマトさんの「宅急便」を使っているところが多く、「飛脚宅配便」と「宅急便」を用途によって使い分けている会社も多いです。

ただ、佐川さんはヤマトさんより営業所が少ないので、臨機応変に対応してくれるのはヤマトさんな印象があります。

「飛脚宅配便」のメリットは、大手3社の中で基本料金が一番安いところ。

しかも、1回の出荷数が11個以上の場合は、10%から段階的に割引してくれます。

1日の出荷数が多い場合、「飛脚宅配便」の数量割引は嬉しいですね。

11個〜50個10%割引
51個〜100個15%割引
101個〜500個20%割引
501個以上30%割引

沖縄への発送は、一旦陸路で九州まで運び、そこから中継して届けるため、中継料がかかるそう。

送料一覧に沖縄への金額が書かれていないんですよね。

【飛脚宅配便|料金一覧】
https://www.sagawa-exp.co.jp/send/fare/list/

沖縄県内でも料金が変わってくるそうで、「詳細な金額は電話でお問い合わせください」とのことです。(実際に電話して聞いてみました。)

追加料金を払うと、

  • 翌日中配達
  • 翌日午前中配達
  • 飛脚ジャストタイム便(翌日時間指定便)

という配送方法で送ることもできます。

ただ、60サイズでも普通に1,000円オーバーなので、あまり出番はなさそうですけどね。

「飛脚宅配便」は、通常で30万円の補償制度がありますが、オプションで別の保険に加入することもできます。

保険料は保険金額1万円につき10円。1送り状につき、最低50円から申し込みをすることができます。

高価なものなどは、オプションで保険をつけておくといいかも。

「飛脚宅配便」も「飛脚即日配達便」といって、「ゆうパック」と同じように午前中に出荷した商品を、当日配達してくれるサービスがあります。

こちらも追加料金はなし。

ただ、地域限定の平日のみのサービスなので、取り扱い可能エリアや集荷受付時間などは佐川さんの営業所へお問い合わせください。

また、法人から法人へ送る場合でしか使えないそうなので、お気をつけください。

「飛脚宅配便」の配送の流れは、手書きまたは「e飛伝Web」「e飛伝II」「e飛伝Pro」といったサービスを利用して発送伝票を記入します。

商品を梱包したら、記入した発送伝票を貼り付けて、集荷依頼または営業所に持ち込みます。

発送伝票は営業所かドライバーさんから直接もらうこともできます。

ちなみに、「e飛伝Web・e飛伝II・e飛伝Pro」の違いは、

e飛伝Web
  • Web上で送り状の発行ができる
  • 送付先を住所録として保存しておける
  • 無料
e飛伝II
  • 「e飛伝Web」とほぼ同じ
  • 出荷データをCSV形式で取り込める
  • 送り状を作れる種類が「e飛伝Web」より多い
  • 無料
e飛伝Pro
  • 専用パソコンとプリンタを使って行う
  • レンタル料と保守費用が月々発生
  • 大量の出荷作業向け

です。

各「e飛伝」の詳細は下記よりどうぞ。

【e飛伝Web】
https://www.sagawa-exp.co.jp/service/okurijyou-support/e-hidenweb/

【e飛伝II】
https://www.sagawa-exp.co.jp/service/okurijyou-support/e-hiden2/

【e飛伝Pro】
https://www.sagawa-exp.co.jp/service/okurijyou-support/e-hidenpro/

【飛脚宅配便のメリット・デメリット】

メリット
  • 基本料金が最安値
  • たくさん送ると割引してくれる
  • 集荷に来てくれる
  • 当日配送してくれる(条件あり)
デメリット
  • 「クリックポスト」や「エコ配」と比べると高い
  • 営業所の数が少ない

やはり基本料金がヤマトさん・日本郵便さんと比べて安いので、佐川さんを利用している会社さんは多いですね。

ただ、営業所の数が少ないこともあってか、やはり移動時間がかかるので、ヤマトさん・日本郵便さんと比べると、臨機応変さに欠けるかなぁといった印象です。

でも、やっぱり安さには勝てませんよね!(笑)

以上、おすすめの配送方法6選の「各配送方法の特徴」でした!




まとめ

今回は『送料は安い方がいい?ネットショップでおすすめの配送方法6選』というテーマでお送りしてきました。

ネットショップでおすすめの配送方法6選は、

おすすめの配送方法6選
  1. おすすめの配送方法 第1位:クリックポスト
  2. おすすめの配送方法 第2位:エコ配
  3. おすすめの配送方法 第3位:レターパックプラス
  4. おすすめの配送方法 第4位:ネコポス
  5. おすすめの配送方法 第5位:ゆうパック
  6. おすすめの配送方法 第6位:飛脚宅配便

の6つでした。

ネットショップの配送方法を決める上で大事な要素は、

  • 送料
  • サイズ(厚み)
  • 集荷の有無

の3つ。

おすすめの配送方法6選の「各配送方法の違い」は、

配送方法送料サイズ厚み集荷
クリックポスト185円340×250mm30mm×
エコ配490円80cm以内
レターパックプラス520円340×248mm×
ネコポス378円312×228mm25mm
ゆうパック690円60cm以内
飛脚宅配便756円60cm以内

でした。

特におすすめの配送方法は、「クリックポスト」と「エコ配」です。

ネットショップや配送方法について、他にも分からないことがありましたら、お問い合わせまでご連絡ください。

以上、ネットショップコンサルタントの「たぶ」でした。

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ABOUTこの記事をかいた人

通称:たぶ
30代中頃、東京都在住。
ネットショップコンサルタント。
EC-CUBE、ASP、ショッピングモールなど各種ネットショップでの売上UPが得意。
アパレル系のネットショップの売上を4倍に増やし、月商900万円、年商1億円を達成。
ネットショップ運営の数なら誰にも負けません。
最近、ポメラニアンが気になる。
炊きたての白米が何もよりも好き。