こんにちは。ネットショップコンサルタント「たぶ」(@yusuke_tanaka34)です。
今日は『楽天スーパーセールとは?楽天スーパーセールのエントリー方法と過去の開催日一覧』をご紹介していこうと思います!
今回の記事は、
- 楽天市場に出店し始めたばかりの方
- 楽天市場に出店を検討している方
- 楽天スーパーセールに参加したことがない方
におすすめです!

そうですよね。CMやネットなどで「楽天スーパーセール」の名前はよく聞きますが、参加したことがないと、どんなイベントなのか分からないですよね。
僕もネットショップの運営を始めた頃は、「楽天スーパーセール」について、ほとんど何も知りませんでした。
むしろ、ネットショップの運営を始めるまでは、お客さんとしても「楽天スーパーセール」に参加したことがありませんでした。
でも、何年もネットショップの運営を続けていると、「楽天スーパーセールだけは参加しておいた方がいいな。」と思うようになりました。
この記事に書いてある『楽天スーパーセールとは?楽天スーパーセールのエントリー方法と過去の開催日一覧』を読めば、楽天スーパーセールの概要やエントリー方法が分かります!
結論から先に言ってしまうと、楽天市場で参加すべきイベントは「楽天スーパーセール」のみ!
他のイベントはあまり積極的に参加しなくていいと思います。
それでは、実際に『楽天スーパーセールとは?楽天スーパーセールのエントリー方法と過去の開催日一覧』を詳しくご紹介していきたいと思います。
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楽天スーパーセールとは

「楽天スーパーセール」とは、年に4回行われる、楽天市場の中で一番大きなイベントです。
だいたい3月・6月・9月・12月に行われ、楽天がもっとも力を入れているセールです。
楽天市場は「楽天スーパーセール」以外にも、
- ワンダフルDAY
- お買い物マラソン
- 超ポイントバック祭
など、いろいろなポイントアップイベントを行なっています。
その中でも「楽天スーパーセール」は、テレビCMやネット広告、電車の中吊り広告などの露出を行い、積極的にアピールを行なっているイベントです。
それだけ、楽天市場にとって重要なイベントということですね!
広告の効果もあって、楽天市場を利用したことがない人や、1回しか楽天市場を利用していない人などの目にもとまり、大きな売り上げを上げることができるイベントとなっています。
「楽天スーパーセール」期間中は、ユーザー数やPV数も大きく跳ね上がり、ユーザーからも注目されているイベントだということが分かります。
2012年3月に開催された最初の「楽天スーパーセール」では、24時間の流通総額が「約130億円」。
2014年3月に開催された「楽天スーパーセール」では、100時間で「約644億円」の流通総額を記録したそうです。
目が回りそうな金額ですね!
最近は楽天市場単体の流通額を公表していないのですが、「楽天スーパーセール」で動く金額がとても大きいものだということが分かります。
ちなみに、2016年のデータではありますが、楽天市場の売り上げが「楽天スーパーセール」の行われる、3月・6月・9月・12月が前月比「約20%」売り上げを伸ばしているというデータも出ています。
【2016年の楽天市場をデータから振り返る|EC Data Lab】
https://ecdatalab.nint.jp/2017/05/23/rakuten_2016/
また、こちらは取引先の「楽天スーパーセール」の売上の伸び率を示したグラフです。

右端の9月4日〜9月11日が「楽天スーパーセール」期間なのですが、2日目と最終日前日の売上が大きく伸びていることが分かります。
初日と最終日は時間が短いため、上記のようなグラフになっています。
この伸び率を見たら、「楽天スーパーセール」に参加しないわけにはいかないですよね。
「楽天スーパーセール」の目玉としては、
- 半額以下のアイテムが200万点以上
- ショップ買い回りキャンペーン
- 合計最大ポイント44倍
- タイムセール
などが挙げられます。
ユーザーからすると、とっても魅力的なイベントですよね。
この魅力が、楽天市場がここまで大きく、有名になった理由の1つだと思います。
ちなみに、上記のイベントに参加しなくても、通常時よりもユーザーのアクセス数が多いため、若干売り上げが伸びます。
ちなみに、楽天の会員数は2019年6月時点で「1億人」を突破したそうです。
【1分で分かる楽天エコシステム(経済圏)|楽天株式会社】
https://adsales.rakuten.co.jp/business/rakuten/
楽天の会員数は、楽天IDを登録した後、1回以上ログインをしたことのあるIDを集計した結果とのこと。
また、楽天グループのサービスを2つ以上利用したユーザーは「70.5%」と、楽天の会員さんはかなりの確率で楽天のサービスを利用していることが分かります。
楽天市場出店店舗数は、「47,940店舗」。
かなり多いですね。
楽天市場のユーザー数は2018年と比べて、「8%」増えているそうです。
【ECサービスの利用状況を発表|ニールセン】
https://www.nielsen.com/jp/ja/news-center/2019/pressrelease-20190626-ecservice/
これだけの店舗数とユーザー数を誇る「楽天市場」のセールですから、かなり売り上げが見込めるセールだということが分かります。
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楽天スーパーセール半額以下アイテムについて

楽天スーパーセールでは、「半額以下のアイテム」もしくは「割引アイテム」を目玉の1つにしています。
「半額以下のアイテム」もしくは「割引アイテム」を登録すると、「スーパーSALEサーチ」という、楽天スーパーセールの期間中に設置される検索システムで表示されるようになります。
「割引アイテム」は、10%以上の割引で登録することができます。
アイテムを登録するには、2回の審査をクリアしなければいけません。
アイテムの審査はだいたい「楽天スーパーセール」の半月くらい前に申請することができます。
もし「半額以下のアイテム」もしくは「割引アイテム」として出品できそうな商品があればいいですが、そういった商品がない場合は無理して参加する必要はありません。
取引先では、「半額以下のアイテム」もしくは「割引アイテム」を登録しているところはありません。
ポイントアップも行なっているので、商品を割引して販売するのは、やはりキツいです・・・
もし割引できそうな商品がある場合は、アクセス数が大幅に増えるので、出品してみる価値はあると思います。
楽天スーパーセールショップ買い回りキャンペーンについて

「ショップ買い回りキャンペーン」は、楽天市場内で購入したショップ数のぶん、ポイントの倍率が上がっていくというキャンペーンです。
1店舗目で買い物をするとポイント1倍、2店舗目で買い物をするとポイント2倍、3店舗目で買い物をするとポイント3倍…とポイント倍率が上がっていきます。
「お買い物マラソン」と同じ仕組みです。
【ショップ買い回りキャンペーンのポイント倍率】
ショップ数 | ポイント倍率 |
---|---|
1店舗 | 1倍 |
2店舗 | 2倍 |
3店舗 | 3倍 |
4店舗 | 4倍 |
5店舗 | 5倍 |
6店舗 | 6倍 |
7店舗 | 7倍 |
8店舗 | 8倍 |
9店舗 | 9倍 |
10店舗 | 10倍 |
最大で10店舗、ポイント10倍まで倍率が上がります。
各店舗で、1,000円以上(税込)購入することが、ポイントアップの条件です。
こちらは参加の申し込み等はなく、自動でユーザーにポイントが付与されます。
こちらのポイントアップ分は楽天負担で行われるので、特に気にしなくても大丈夫です。
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楽天スーパーセールにおけるポイントアップ

楽天スーパーセールにおける目玉の1つとして、「ポイントアップキャンペーン」があります。
楽天スーパーセール期間中のポイントアップは、「合計最大ポイント44倍」までもらうことができます。
「44倍って!」とツッコミを入れたくなると思いますが、「合計最大ポイント44倍」の内訳は、
【合計最大ポイント44倍の内訳】
ポイントアップ名 | ポイント倍率 |
---|---|
ショップ買い回りキャンペーン | 最大+9倍 |
各ショップ個別のポイントアップ | 最大+19倍 |
SPU(スーパーポイントアッププログラム) | 最大15倍 |
に、通常のポイント1倍を合わせて「最大44倍」という計算です。
【楽天SPU(スーパーポイントアッププログラム)の詳細についてはこちら】
https://event.rakuten.co.jp/campaign/point-up/everyday/point/?scid=af_sp_rtoemcamp20160118pclt_009723&sc2id=af_101_0_0
ショップ側が楽天スーパーセールに合わせて、ポイントの倍率を増やすことができるのは、「各ショップ個別のポイントアップ」という項目です。
ショップごとにポイントアップキャンペーンを行い、ユーザーにアプローチします。
その他のポイントは、楽天負担でユーザーに付与されます。
多くの店舗がこのポイントアップキャンペーンに参加するので、「楽天スーパーセール」の際は、「ポイント5倍」もしくは「ポイント10倍」で参加したいところです。
楽天スーパーセールポイントアップキャンペーン申し込み方法

それでは、実際に楽天スーパーセールポイントアップキャンペーンの申し込み方法を解説していきたいと思います。
楽天スーパーセールのポイントアップキャンペーンは、
- ポイント2倍
- ポイント5倍
- ポイント10倍
- ポイント20倍
の中から選べます。
「ポイント2倍」はユーザーにとってメリットが少なく見えてしまいますし、「ポイント20倍」は実質20%OFFと同じなので、利益率を考えるとさすがに厳しいと思います。
(「ポイント2倍」でも、本当はすごいことなんですけどね・・・)
なので、「ポイント5倍」か「ポイント10倍」をおすすめしています。
実際、取引先も「ポイント5倍」か「ポイント10倍」を行なっています。
それでは、実際の画面を見ながら、楽天スーパーセールのポイントアップキャンペーンに申し込んでみましょう。
1.楽天RMS(管理画面)にログインします。

2.左メニューの「店舗設定」をクリックします。

3.新しく表示されたメニューの「店舗別ポイント変倍」をクリックします。

4.「店舗別ポイント変倍」ページが表示されるので、「キャンペーン一覧」をクリックします。

5.「店舗別ポイント変倍 キャンペーン申込み一覧」ページが表示されます。

6.ポイントアップキャンペーンが、このように一覧で表示されています。

7.申し込みたいキャンペーンの右にある、ブルーのマークをクリックします。

今回は、12月に行われる楽天スーパーセールの「ポイント5倍」に申し込んでみます。
8.「キャンペーン申込み確認」ページが表示されるので、「申込みする」ボタンをクリックします。

9.「キャンペーン申込み完了」ページが表示されます。

10.「キャンペーン申込み一覧」ページに戻ってみると、ブルーだったマークがグリーンに変わり、一番上に表示されています。

以上で、楽天スーパーセールのポイントアップキャンペーンに申し込みが完了しました。
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過去に楽天スーパーセールが開催された日付一覧

最後に、過去に楽天スーパーセールが開催された日付をご紹介したいと思います。
今まで「楽天スーパーセール」が開催された日付は以下の通り。
【楽天スーパーセール過去の開催日一覧】
2012年 | 3月4日(日)0:00~3月4日(日)23:59 |
---|---|
6月3日(日)0:00~6月4日(月)1:59 | |
12月2日(日)0:00~12月4日(火)1:59 | |
2013年 | 3月3日(日)0:00~3月5日(火)1:59 |
6月2日(日)0:00~6月5日(水)1:59 | |
9月1日(日)0:00~9月4日(水)1:59 | |
2014年 | 3月7日(金)10:00~3月10日(月)9:59 |
6月1日(日)0:00~6月5日(木)3:59 | |
8月31日(日)0:00~9月3日(水)1:59 | |
11月30日(日)0:00~12月3日(水)1:59 | |
2015年 | 3月1日(日)0:00~3月5日(木)3:59 |
5月30日(土)19:00~6月4日(木)1:59 | |
9月5日(土)19:00~9月10日(木)1:59 | |
12月5日(土)19:00~12月10日(木)1:59 | |
2016年 | 3月26日(土)19:00~3月31日(木)1:59 |
6月18日(土)19:00~6月23日(木)1:59 | |
9月3日(土)19:00~9月8日(木)1:59 | |
12月3日(土)19:00~12月8日(木)1:59 | |
2017年 | 3月4日(土)19:00~3月9日(木)1:59 |
6月17日(土)19:00~6月22日(木)1:59 | |
9月2日(土)19:00~9月7日(木)1:59 | |
12月2日(土)19:00~12月7日(木)1:59 | |
2018年 | 3月3日(土)19:00~3月8日(木)1:59 |
6月14日(土)20:00~6月21日(木)1:59 | |
9月4日(火)20:00~9月11日(火)1:59 | |
12月4日(火)20:00~12月11日(火)1:59 | |
2019年 | 3月4日(月)20:00〜3月11日(月)1:59 |
6月4日(火)20:00〜6月11日(火)1:59 | |
9月4日(水)20:00〜9月11日(水)1:59 | |
12月4日(水)20:00~12月11日(水)1:59 | |
2020年 | 3月4日(月)20:00〜3月11日(月)1:59 |
6月4日(木)20:00〜6月11日(木)1:59 | |
9月4日(金)20:00〜9月11日(金)1:59 | |
12月4日(金)20:00~12月11日(金)1:59 | |
2021年 | 3月4日(木)20:00〜3月11日(木)1:59 |
6月4日(金)20:00〜6月11日(金)1:59 | |
9月4日(土)20:00〜9月11日(土)1:59 | |
12月4日(土)20:00~12月11日(土)1:59 | |
2022年 | 3月4日(金)20:00〜3月11日(金)1:59 |
6月4日(土)20:00〜6月11日(土)1:59 | |
9月4日(日)20:00〜9月11日(日)1:59 | |
12月4日(日)20:00〜12月11日(日)1:59 | |
2023年 | 3月4日(土)20:00〜3月11日(土)1:59 |
6月4日(日)20:00〜6月11日(日)1:59 | |
9月4日(月)20:00〜9月11日(月)1:59 | |
12月4日(月)20:00〜12月11日(月)1:59 | |
2024年 | 3月4日(月)20:00〜3月11日(月)1:59 |
6月4日(火)20:00〜6月11日(火)1:59 | |
9月4日(火)20:00~9月11日(火)1:59 | |
12月4日(水)20:00~12月11日(水)1:59 |
「楽天スーパーセール」が初めて開催されたのは、2012年の3月。
現在は、1週間という期間が定着していますが、「楽天スーパーセール」が始まった当初は、「24時間限定」や「50時間限定」という短い時間で行われていたんですね。
また、開始時間も最近では19時か20時で固定されていますが、深夜12時や10時、14時なんかに開催されていた回もあったようです。
僕が「楽天スーパーセール」に参加し始めたのは、2014年の12月の回からです。
運営している側からすると、深夜スタートはキツいので、今の時間になって嬉しいです!(笑)
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まとめ
今回は『楽天スーパーセールとは?楽天スーパーセールのエントリー方法と過去の開催日一覧』というテーマでお送りしてきました。
今回の記事をまとめると、「楽天スーパーセール」とは、
3月・6月・9月・12月の年に4回行われる、楽天市場の中で一番大きなイベント
でした。
楽天スーパーセールのポイントアップキャンペーンのエントリー方法は、
- 楽天RMS(管理画面)にログイン
- 「店舗別ポイント変倍」ページを表示
- 申し込みたいキャンペーンのブルーのマークをクリック
- 内容を確認し、「申込みする」ボタンをクリック
という流れでした。
楽天市場には、
- ワンダフルDAY
- お買い物マラソン
- 超ポイントバック祭
など、いくつものイベントがありますが、店舗運営に余裕が出るまでは、「楽天スーパーセール」のみの参加で大丈夫です。
全てのイベントでポイントアップを行なってしまうと、月の半分以上がポイントアップ期間中になってしまうため、ポイントアップの希少性がなくなってしまうためです。
まずは「楽天スーパーセールに」参加して、売上を伸ばしていきましょう!
他にも、楽天市場やネットショップについて分からないことがありましたら、お問い合わせまでご連絡ください。
以上、ネットショップコンサルタントの「たぶ」でした。
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