米国株の最低取引手数料が無料になった前後の手数料を比較!【SBI証券の場合】

米国株の最低取引手数料が無料になった前後の手数料を比較!【SBI証券の場合】




こんにちは。ネットショップコンサルタントの「たぶ」(@yusuke_tanaka34)です。

今日は『米国株の最低取引手数料が無料になった前後の手数料を比較!【SBI証券の場合】』していこうと思います!

今回の記事は、

  • 米国株や米国ETFを始めようとしている方
  • 米国株や米国ETFに興味がある人
  • 米国株の手数料が気になっている方

におすすめです!

先日、SBI証券・マネックス証券・楽天証券の3社が米国株の最低取引手数料を無料に改定しました。

そこで、1つの疑問が生まれます。

米国株投資初心者
米国株の最低取引手数料が無料になったけど、どれくらい手数料の差があるの?

そうですよね。どれくらい手数料が下がったのか気になりますよね。

取引手数料「0.45%」という数字が出ていますが、パーセンテージだとちょっと実感が湧かないんですよね。

僕も先日から米国ETFの定期買付を始めたのですが、手数料がなかなか高くて困っていたんです…

1回の購入で500円以上手数料がかかるので、普通に考えると「手数料負け」してしまうわけです。

でも、少額でも積み立てて資産運用していきたい…

少額でも積み立てていかないと、人生何も変わらないですから。

そんな時、米国株の最低取引手数料が無料になることが発表されたのです!

でも、米国株の最低取引手数料が無料になりましたが、どれくらい手数料が安くなったのでしょうか?

この記事に書いてある『米国株の最低取引手数料が無料になった前後の手数料を比較!』を読めば、米国株の最低取引手数料が無料になったことで、どれくらい手数料に差が出たのかが分かります!

結論から先に言ってしまうと、取引手数料が「542円」から「126円」まで下がりました!

取引手数料が4分の1まで下がったので、けっこう大きな差ですよね!

それでは、実際に『米国株の最低取引手数料が無料になった前後の手数料を比較!【SBI証券の場合】』を詳しく解説していきたいと思います。




米国株の最低取引手数料という悩み

米国株の最低取引手数料という悩み

僕は海外のETFを月々1株ずつ積み立てています。

少額なので、もともと最低取引手数料の「$5」を払っていました。

現在の為替は、だいたい「$1」「105円〜110円」程度。

「30,000円」の購入に対し、「525円〜550円」程度の手数料がかかっていたのです。

積立金額の約「1.8%」が手数料で持って行かれていたわけですね。

1年間にすると「6,500円」程度。

積立金額から考えると、なかなかの割合です。

積立投資は利回り「3%〜5%」の世界。

積立金額は積み重なっていくとはいえ、毎回約「1.8%」ずつ削られていくのは、なかなかキツいものがありました。

もちろん「SBI証券」で定期買付を始める前に、一通り試算はしました。

そして、納得した上で海外ETFの定期買付を始めました。

でも、やっぱり

たぶ
取引手数料、キツいなぁ… 安くならないかなぁ。

と心の底では思っていたわけです。

そこで、今回の「米国株取引の最低手数料引き下げ合戦」が始まったわけです。

たぶ
米国株の最低取引手数料無料キターーーーーー!!!

となりましたよね。

表には出さなくとも、心の中ではガッツポーズを繰り出していました。

「米国株取引の最低手数料引き下げ合戦」とはどんなものだったのでしょうか?

「米国株取引の最低手数料引き下げ合戦」の経緯を見ていきたいと思います。




米国株の最低取引手数料が無料になった経緯

米国株の最低取引手数料が無料になった経緯

米国株の最低取引手数料が無料になった経緯は、なかなかのドロドロ。

各証券会社の意地のぶつかり合いが見られて、なかなか面白かったです。

最初に口火を切ったのは「マネックス証券」

米国株の最低取引手数料が無料になった経緯を表にまとめてみました。

【米国株の最低取引手数料が無料になった経緯】

7月4日(木)マネックス証券が米国株取引の最低手数料を5ドルから10セントに引き下げると発表
7月5日(金)楽天証券が米国株取引の最低手数料を5ドルから1セントに引き下げると発表
7月8日(月)マネックス証券が米国株取引の最低手数料を1セントに改定すると発表
7月9日(火)SBI証券が米国株取引の最低手数料を無料にすると発表
7月10日(水)楽天証券が米国株取引の最低手数料を無料にすると発表
7月10日(水)マネックス証券が米国株取引の最低手数料を無料にすると発表
7月22日(月)SBI証券・マネックス証券・楽天証券が最低手数料無料を実施(米国現地約定分)

ということで、SBI証券・マネックス証券・楽天証券の3社が、米国株取引の最低手数料を無料とすることで、事態は収束しました。

現在の米国株取引の手数料はこのような感じ。

【米国株取引の手数料一覧】

米国株取引手数料SBI証券マネックス証券楽天証券
取引手数料0.45%0.45%0.45%
最低手数料無料無料無料
最大手数料$20$20$20

この米国株取引の最低手数料引き下げ合戦、なかなか見応えのある戦いでした。

マネックス証券の最低手数料引き下げから、楽天証券が対抗。そこへSBI証券がいきなり無料を決め、楽天証券・マネックス証券があとを追う形となりました。

ドラマみたい!(笑)

ちなみに僕は先日から「SBI証券」を使って米国ETFの定期買付を始めていたため、この最低手数料引き下げ合戦は、めちゃくちゃ嬉しかったです!

それでは、米国株取引の最低手数料が引き下げられたことによって、どれくらい手数料が変わったのでしょうか?

実際の画面を見ながら比較してみたいと思います。




米国株の最低取引手数料が無料になった前後の価格を比較

米国株の最低取引手数料が無料になった前後の価格を比較

米国株の最低取引手数料が無料になった前後の価格ですが、

「542円」から「126」円に下がりました!

その差、なんと「4倍以上」

結構大きな差ですね。

実際の画面がこちら。

【7月11日約定分】

米国ETF手数料7月11日約定分

【8月13日約定分】

米国ETF手数料8月13日約定分

「手数料 / 諸経費」の欄が取引手数料なのですが、

【取引手数料の比較】

7月11日約定分8月13日約定分
外貨手数料5.00 USD1.20 USD
円貨手数料542円126円

という金額の差が出たのです。

もともと積立金額約「30,000円」の約「1.8%」が手数料でした。

それが、最低取引手数料が「0円」まで引き下げられたことで、通常の取引手数料である「0.45%」まで取引手数料が下がったのです!

ありがとう、「SBI証券」。

ありがとう、「米国株取引の最低手数料引き下げ合戦」を始めてくれたマネックス証券・・・

ということで、「米国株の最低取引手数料が無料になった前後の手数料を比較」してみました!




まとめ

今回は『米国株の最低取引手数料が無料になった前後の手数料を比較!【SBI証券の場合】』というテーマでお送りしてきました。

米国株の最低取引手数料が無料になった前後の手数料は、

7月11日約定分8月13日約定分
外貨手数料5.00 USD1.20 USD
円貨手数料542円126円

という差になりました。

現在の米国株取引の手数料は、2019年9月現在、

米国株取引手数料SBI証券マネックス証券楽天証券
取引手数料0.45%0.45%0.45%
最低手数料無料無料無料
最大手数料$20$20$20

です。

また、米国株取引の最低手数料引き下げ合戦の経緯は、

7月4日(木)マネックス証券が米国株取引の最低手数料を5ドルから10セントに引き下げると発表
7月5日(金)楽天証券が米国株取引の最低手数料を5ドルから1セントに引き下げると発表
7月8日(月)マネックス証券が米国株取引の最低手数料を1セントに改定すると発表
7月9日(火)SBI証券が米国株取引の最低手数料を無料にすると発表
7月10日(水)楽天証券が米国株取引の最低手数料を撤廃すると発表
7月10日(水)マネックス証券が米国株取引の最低手数料を撤廃すると発表
7月22日(月)SBI証券・マネックス証券・楽天証券が最低手数料無料を実施(米国現地約定分)

でした。

「米国株取引の最低手数料引き下げ合戦」が始まった時は、本当に嬉しかったです。

これからも米国ETFをコツコツと積み立てて、老後の資金に備えたいと思います!

米国株取引の手数料や海外ETFについて、他にも分からないことがありましたら、お問い合わせまでご連絡ください。

以上、ネットショップコンサルタントの「たぶ」でした。

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通称:たぶ
30代中頃、東京都在住。
ネットショップコンサルタント。
EC-CUBE、ASP、ショッピングモールなど各種ネットショップでの売上UPが得意。
アパレル系のネットショップの売上を4倍に増やし、月商900万円、年商1億円を達成。
ネットショップ運営の数なら誰にも負けません。
最近、ポメラニアンが気になる。
炊きたての白米が何もよりも好き。